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「ろうきより」ロッテ本拠地に突然届いた贈り物…中森俊介(23歳)が胸に刻む佐々木朗希の“あの日の背中”「ボクは何をやっているんだ、って…」 

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梶原紀章(千葉ロッテ広報)

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara

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photograph byChiba Lotte Marines

posted2026/05/25 11:01

「ろうきより」ロッテ本拠地に突然届いた贈り物…中森俊介(23歳)が胸に刻む佐々木朗希の“あの日の背中”「ボクは何をやっているんだ、って…」<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

5月25日現在7試合に登板し防御率0.00と好投を続けている中森

朗希の完全試合に「ボクは何やっているんだ…」

 翌年のプロ2年目に中森は右肩を痛め、ノースロー調整期間があった。仙台でイーグルスとの二軍戦が行われていたある日。バックネットでチャート係としてスコアをつけていると、「佐々木朗希完全試合」というニュースが飛び込んできた。映像に見入った。圧巻のピッチングに身震いを感じた。そして落ち込んでいた自身の心の底から這い上がるエネルギーを感じた。

「自分は前日に先発をして肩を痛めていたという苦しい思い出。ボクは何やっているんだ、と。そんな時に完全試合。悔しさの中に燃えるものがこみ上げてきた。だから、すごく覚えています」

 2022年4月10日。それは忘れられない中森の原点でもある。

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 佐々木朗希は、身体のケアや準備に余念がなかった。全ての時間を野球に注いでいるようだった。常日頃から周囲に「自分が頑張った分だけ結果につながる世界。それなのに時間を無駄に使ったりするのは理解できない」と言っていた。トレーニングだけではなく食事などの栄養面や睡眠にも細心の注意を払っていた。中森も間近で見て大いに刺激を受けた。真似してみたり、アドバイスをもらったりした。影響を受けて、練習前から入念にストレッチをするようになった。それは今でも習慣として続けている。

「本当に憧れ。練習に向かう姿勢がすごい。今の自分のトレーニング方法は教えてもらったものが多い」と振り返る。

苦しんだ怪我…画面越しの朗希を励みに

 中森はプロ5年目の2025年に大きく飛躍を遂げた。前半だけで25試合に登板し、防御率1.23で2勝5セーブ。監督推薦で初めてオールスターにも選ばれた。しかし、後半戦は腰を痛め一度も登板することなくシーズンを終えた。

 腰は中学生の時にも痛めていた影響もあり、なかなか状態が上向かず、もどかしい日々を送った。腰は上半身にも下半身とも繋がりがあるためリハビリ中、ほとんど身体を動かす運動はすることが出来なかった。

「動けないというのが辛かった。なにも出来ない。本当になにも出来ない。治るまでは歩くくらいしか出来なかった。肩のインナートレーニングすら出来ない時期もあった」

 淡々とウォーキングする日々。そんな時に励みになったのもこの年から舞台をメジャーに移し挑戦をする先輩の姿だった。画面越しの佐々木朗希も、なかなか思うような結果が出ずに苦しんでいるように見えた。

【次ページ】 朗希からのプレゼント「いつか…」

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