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「モリタは重要。選手、人間としても」W杯日本代表落選・守田英正31歳はポルトガル名門で愛された…監督も地元記者も信頼〈プレミア、レアル移籍の噂〉
posted2026/05/17 11:02
スポルティング退団が決まった守田英正と、ルイ・ボルジェス監督。日本人MFは名門クラブ内外で愛された
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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Jose Manuel Alvarez Rey/Getty Images
CL決勝トーナメントの主力…モリタだけだ
北中米W杯に向けたサッカー日本代表メンバー発表に、ひとりの名前がなかった。スポルティングCPのMF守田英正だ。
守田は2025-26シーズン、中盤の主力としてクラブのチャンピオンズリーグ8強進出に貢献。代表発表があった5月15日には自身のSNSにポルトガル語で投稿し、今季限りでのスポルティング退団を表明した。「一度ライオンの一員になったら、永遠にライオンの一員。ありがとうスポルティング」と、クラブのロゴに刻まれるなど象徴的存在である“百獣の王”を引き合いに出して感謝の念を込めた。
そんな31歳のMFが日本代表から選外となったことに、日本のメディアとファンの間で議論が起きているが――ポルトガル紙『A Bola』で取材する地元記者フランシスコ・セベは、同じく選外となった3月の英国遠征のタイミングでこう指摘していた。
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「今季のチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに残っているチームの主力と言えるのは、この日本人MFだけだ」
守田にとって、この1年は平坦な道ではなかった。負傷に悩まされ、2025年3月を最後に代表招集からも遠ざかっていた。スポルティングとの契約は今季が最終年で、早い段階から更新もされない見込みだった。
しかし、クラブの信頼は揺るがなかった。その象徴的な出来事が年明けにあった。
1月の移籍市場でアヤックスから獲得オファーが届いた際、クラブはこれを拒否したのだ。現在、一部報道ではプレミアリーグのリーズ、さらにはジョゼ・モウリーニョの監督就任が決定的とされるレアル・マドリー加入の噂が出ているが――換金できる最後の機会を手放してまで、スポルティングは守田を手元に置くことを選んだ。
プレミアやレアル移籍の噂も…揺るがぬ監督の信頼
このプロセスに関連した、ルイ・ボルジェス監督の証言が興味深い。

