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今永昇太「ハマっているのは白身だけの“目玉焼き”」投げる哲学者の独特メンタル術「野球アプリを全削除」「ベットに入ったら“俺はもう寝た”と…」
posted2026/05/15 11:05
メジャー3年目、今永の進化とは?
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph by
Getty Images
カブスの今永昇太投手(32歳)が好調を維持している。苦しんだ昨シーズンから一転、復活を遂げた秘密はどこにあるのか。“投げる哲学者”と称される今永自身の言葉と共に、MLB担当の山田結軌記者が紐解いた。〈全2回の後編/前編も公開中です〉
◆◆◆
好調な開幕1カ月を過ごしたカブスの今永昇太。メジャー3年目の今シーズンは、1年契約。オフにはフリーエージェント(FA)として、カブスを含むメジャー30球団と複数年契約を求める。そのアピールとしては、十分な序盤戦を過ごしている。オフのトレーニングと新たな投球フォーム、今季の投球は確実にチームの信頼を得ている。現在の投球に自信はあるはずだ。
「まだないです」
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今永は、その問いに即答した。
「だけど、打者との対戦において『これをやってはいけない』ということがより明確になってきました。配球や駆け引き。こういうボールを投げてはいけない。こういうマインドでマウンドに上がってはいけない。それがだんだん分かってきた。確信はないですけど、こう進めばいい、という道はクリアに見えています」
「誰にも疑問を持たせない打ち取り方を」
「やってはいけないこと」とは何か。
「ラインアップをみて、この打者にこういう打球を打たれてはいけない、ということを考えます。例えば終盤に自分の真っすぐをめちゃくちゃ引っ張られた長打を打たれてはいけない。その理由として、そんな配球で投げると誰も納得しないからです」
