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「上から水が流れてくるように」カブス今永昇太が独特表現で明かす“復活の理由” 「36→40へ“4度”上がった新フォーム」「一発病克服の最適解」 

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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posted2026/05/15 11:04

「上から水が流れてくるように」カブス今永昇太が独特表現で明かす“復活の理由” 「36→40へ“4度”上がった新フォーム」「一発病克服の最適解」<Number Web> photograph by Getty Images

好調カブスを引っ張る今永

 昨季のシーズン中にも、成績悪化の原因は理解していたが、中4~5日で回ってくる先発登板への調整を進めながら、左足を再強化し、怪我が再発する恐怖心を取り除き、真っすぐ捕手方向へ並進するフォームを取り戻す練習時間は確保できなかった。

快進撃を支えるオフの取り組み

 オフにフロリダ州のトレーニング施設「クレッシー・スポーツ・パフォーマンス」でフォーム解析。アームアングルを40度に戻すためのトレーニング方針も決めた。かくして、オフの取り組みは成功し、今永の快進撃につながっている。

「(落ちた分の)球速を出すメカニズムなどを(施設のスタッフに)言われたんですけど、頭では分かっていました。ただ、トレーニングうんぬんよりも先に僕のフィーリングとしては『腕の位置が上がれば全部この(適切な球速が出て変化球を投げられる)動きになれる』と思いました。難しいことを考える前にまずはアームアングルを上げるようにして、それと並行してトレーニングをやると決めていました」

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 5月13日時点では、9先発で4勝3敗、防御率2.32の好成績。9イニングあたりの奪三振率9.77と高水準を誇る。昨季、不調の象徴だった“一発病”……被本塁打はここまで5本で、9イニングあたりの被本塁打率0.83は昨年の1.9、一昨年の1.4より良化している。

 フィジカルと技術は復活した。今季の好調にはメンタルの進化も加わる。その秘密が今永のスマートフォンにあった。〈つづく〉

#2に続く
今永昇太「ハマっているのは白身だけの“目玉焼き”」投げる哲学者の独特メンタル術「野球アプリを全削除」「ベットに入ったら“俺はもう寝た”と…」

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