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「早くも10本のホームランではない」ホワイトソックス村上宗隆の価値を劇的に高めている“ある数値”「日本より確実に打者有利」本人証言のABS効果とは 

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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posted2026/04/24 12:07

「早くも10本のホームランではない」ホワイトソックス村上宗隆の価値を劇的に高めている“ある数値”「日本より確実に打者有利」本人証言のABS効果とは<Number Web> photograph by Getty Images

5試合連続ホームランを放つなど上昇モードに入った村上宗隆

 今季から、1試合につき2度までABSチャレンジが可能。各選手の身長に合わせて、ストライクゾーンは厳格に定義された。だからこそ、一昔前に言われたように『メジャーのストライクゾーンは外角に広い』という定説に惑わされることもなくなった。

選球眼にプラスをもたらしたABSシステム

 この10年、テレビ中継には各局が映し出すストライクゾーンの枠や、各種データ計測の進歩もあり、球審の判定が可視化されている。それに加え、ABSでさらに明確にストライクゾーンが確定したことが、村上の選球眼にはプラスをもたらしている。

「日本よりも確実にストライクゾーンが厳しい(=狭い)というか、バッター有利になっていると思います。バッター有利といったらおかしいですけど、ちゃんとした(定義された)ストライクゾーンでやっているのは間違いなくABSのシステム(の効果)があります」

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 村上は4月18日のアスレチックス戦で、6-6同点で迎えた9回に2球連続で低めのストライク判定にチャレンジ。結果、四球を奪った。同19日時点では、ABSチャレンジで5回中、4度成功している。村上はオープン戦からメジャー流のストライクゾーンを理解することには成功したといえるだろう。

 しかし、振り返ると3月のWBCでは、大会期間を通じて決して調子がいい、という状態ではなかった。WBC5試合で打率.211、1本塁打、出塁率.286。実はこの時、村上はメジャー1年目に挑むゆえの大きな問題を抱えていた。

 ある噂がアリゾナから、侍ジャパンが合宿を張る宮崎に届いた。その噂は、代表選手以外の日本人メジャーリーガーたちの耳にも届くほどだった。〈つづく〉

#2に続く
「村上の調子が悪いらしい」合流前の侍ジャパンにも“噂“が「WBCの不振は何だった?」村上宗隆が挑んだ「進化の過程」1カ月後の“答え合わせ”

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