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佐々木朗希の「球種少なく球数多い問題」はどうなる…「カーブ多投」大谷翔平のサイ・ヤング賞ライバルは山本由伸か〈ドジャース3投手の内容精査〉
posted2026/04/06 17:03
ロサンゼルスの壁画にも登場した大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希。ドジャース3投手がそろい踏みしたガーディアンズ戦の投球内容を振り返る
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広尾晃Kou Hiroo
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EPA/JIJI PRESS
MLBの2026年シーズンが始まった。WBCで各国代表のユニフォームを着て活躍した選手たちも「原隊」に復帰して、優勝を目指して戦い始めた。
まだ序盤だが、今季のドジャースでは佐々木朗希、大谷翔平、山本由伸と日本の誇る先発3投手が、同じクリーブランド・ガーディアンズを相手に3日連続で投げるケースがあった。
ガーディアンズ戦で3人がそろい踏みした
この顔ぶれがドジャースのロースターに載ったのは昨年からだが、同時期に同じチーム相手に投げることはこれまでなかった。
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ガーディアンズはアメリカン・リーグ中地区の昨年の覇者だが、年俸総額は30球団中26位の約8879万ドル=約140億円、1位のドジャース(約3億3819万ドル=約540億円)の4分の1強ながら、捕手のボー・ネイラー、ショートのガブリエル・アリアス(ともに26歳)、DHのカイル・マンザード(25歳)など、生え抜きの若い打者が急成長している。佐々木、大谷、山本の現時点の仕上がりを見るうえで、格好の対戦相手だったといえよう。
ガーディアンズ戦での各投手の成績は以下の通り。
3月30日 佐々木朗希 4回4安0本2球4振、失1責1●
78球45ストライク ストライク率57.7%
3月31日 大谷翔平 6回1安0本3球6振、失0責0〇
87球54ストライク ストライク率62.1%
4月1日 山本由伸 6回4安1本1球2振、失2責2●
87球52ストライク ストライク率59.8%
開幕前に散々だった朗希は初登板まずまずだった
先発投手のストライク率は60%で合格点、65%で優秀とされる。大谷翔平はまずまずだったが山本、佐々木の制球は今一つだった。また先発投手の球数は「1イニング15球」とされる。佐々木はこの球数を大きくオーバーしている。

