テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「ベネズエラ人がスマホ撮影…HRに拍手」WBCでも愛される大谷翔平が「ギャップはあった」“日本が苦慮”ピッチクロックとデータ活用に直言した
text by

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byNanae Suzuki
posted2026/03/23 17:04
大谷翔平はドジャースに再合流後、着々とシーズンへの準備を進めている
3月18日のオープン戦初登板後に「世界で勝ちたいなら、もちろん導入するべき」と直言した。NPBに配慮して「必ず導入しなければならないということでもない。我々は、我々の野球をするんだと思っているのであれば、別に変える必要はない」と付け加えつつ、「見てる方はもちろん楽だとは思う」とファン視点からも賛意を示した。
ウィル・アイアトン氏が侍ジャパンのアナリストとして加わった今大会は、日米のデータ活用の違いも浮き彫りになった。
大谷は「少ない資料をうまくまとめてはくれていた」とスタッフに感謝した上で「(NPBの)現場として常日頃は使ってなさそうだなという雰囲気が出ていた。(MLBとの)ギャップはあった」と認め「そこは追い付いてくるんじゃないか」と今後の浸透に期待した。
次回大会は早ければ3年後の2029年開催。2028年にはMLB選手が出場する方向で進んでいるロサンゼルス五輪も待っている。残された時間は決して多くはない。大谷はWBCの無念を「そこはまた別で」と振り払い、「僕らは(ワールドシリーズ)3連覇を目指してまた頑張らないといけない」と新たな戦いへと心を向けた。〈第1回からつづく〉

