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大谷翔平「151km死球に絶叫」「25打席連続ノーヒット」も…投手専念で“防御率0点台”月間MVP「負担を考えると」ドジャース首脳陣が決断した背景
posted2026/05/07 17:00
投手として初の月間MVPに輝いた大谷翔平だが、ドジャース首脳陣が投手専念を決断するまでの背景とは
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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Icon Sportswire/Getty Images
防御率0点台…投手として初の月間MVP
ドジャースの大谷翔平は現地時間5日(日本時間6日)に行われたアストロズ戦に先発登板し、2本塁打を浴びて敗戦投手になったものの、7回2失点とゲームを作り、防御率は「0.97」とメジャートップに浮上。打者としては翌6日の試合で2安打1打点をマークし、自己ワーストとなった連続打席無安打を「25」でストップさせてもいる。
そんな大谷は3・4月、「5試合2勝1敗、30回34奪三振、防御率0.60」の好成績を残し、自身にとって初となる投手としての月間MVPを獲得した。唯一無二の二刀流がサイ・ヤング賞受賞に向けて、絶好のスタートを切ったのは間違いない。
注目されるのは「投手専念」のケースが増えていることだ。アストロズ戦は今季6度目の登板となる中で、投手専念は3度目。この起用法には控え捕手ダルトン・ラッシングが、少ない打席ながらすでに7本塁打をマークしている背景もあるだろう。それと同時に大谷への負荷軽減を球団が考慮している、という捉え方もできる。
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投手専念の決断に至るまでには、いくつかの出来事があった。思わぬアクシデントが起きたのは、4月13日のメッツ戦。左腕デービッド・ピーターソンの94マイル(約151キロ)シンカーが、大谷翔平の右肩甲骨付近に直撃した。
「ああっ!」
今季3度目の死球に、大谷は絶叫し、痛みを紛らわせるように一塁へ駆け足で向かった。試合後、シャワーを浴び終えた大谷の右肩甲骨付近には10センチ四方の巨大湿布が貼られていたという。しかし、着替えを済ませるとチームメートと笑顔で談笑し、帰路についた。
デーブ・ロバーツ監督はこう語り、胸をなで下ろした。

