テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「年をとったな」大谷翔平31歳“テレビとネトフリに映らない”WBCウラ話「記者、後輩イジり…鈴木誠也がつなぎ役」「打撃練習で敵がスマホを」
posted2026/03/23 17:02
優勝こそ逃したが、圧倒的な実力を示した大谷翔平。番記者が見た“WBCウラ話”とは
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
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Hideki Sugiyama
「年をとったな」と漏らす一方でいつも通りの姿も
DH登録で打者に専念し、メジャーの開幕を見据えて投手調整も同時に進めた大谷翔平の2度目のWBCが準々決勝敗退で幕を閉じた。
侍ジャパンとして6大会目で初めて4強入りを逃したが、大谷自身はチェコ戦を除く4試合に「1番・DH」で出場し、13打数6安打、打率.462、3本塁打、7打点。5四球の内、申告敬遠が3個。大会トップタイの3本塁打を放ち2大会連続で大会ベストナインにも輝くなど、打者専念でも存在感は群を抜いた。
今代表は30人中、31歳の大谷より年上は最年長36歳の菅野智之を始め、菊池雄星、中村悠平、吉田正尚、近藤健介、坂本誠志郎、牧原大成、源田壮亮の8人だけ。13人が初出場で、大谷にとって初対面の若手も多く「合流するたびに下の世代の人たちが増えていくので“年をとったな”と毎回思う」と苦笑いするほどだったが、今大会は「いつも通りの姿」が目立った。
同学年・鈴木誠也の存在と「記者いじり」
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その中で前回大会との大きな違いの一つが「同学年の鈴木誠也の存在」だった。
ともに22歳だった16年秋の強化試合から侍ジャパンのチームメートとなってから本格的に親交を深め、チーム合流後、球場入りも球場を後にする時も常に行動をともにし、公式練習の集合写真も隣同士。常に冗談を言い合い、リラックスした表情が印象的だった。
鈴木が「最初は“大谷様”にみんなが緊張しちゃって、なかなか話せなかったので“同じ人間なんだよ”って後輩たちに伝えて」と語ったように、今回は鈴木が年下の選手たちと大谷をつなぐ役割も担った印象だった。
ちなみに「記者イジり」も忘れない。

