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「日本は牽引する立場」女子カーリング吉田知那美がズバリ語る最新勢力図…“世界9位”ロコ・ソラーレ新戦力は「秘密です」藤澤五月に誘われたフィフス
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石川仁美(Number編集部)Hitomi Ishikawa
photograph byJIJI PRESS
posted2026/03/14 17:00
世界選手権カーリング女子日本代表となるロコ・ソラーレ。どんな戦いを見せるか
ロコ・ソラーレは、16年世界選手権と18年平昌五輪は本橋麻里、22年北京五輪は石崎琴美というベテランがフィフスを務めた。今回は小穴という日本のトッププレーヤーを選んだことから、ロコ・ソラーレにとってフィフスがどれだけ重要なポジションなのかがうかがえる。知識、技術ともに豊富な選手を戦略的にフィフスに配置することが、ロコ・ソラーレの強さの理由の1つとも言えるだろう。
小穴の大会での起用について藤澤は「秘密です」と笑顔ではぐらかしたが――所属していた富士急でスキップを務め、ミックスダブルスでは、ショット、スイープと器用にこなす、どのポジションもプレーできる小穴がどんな風をチームに吹かせるかが今大会のカギになりそうだ。
最後まで楽しく…私たちの任務は達成される
日本と世界との距離を改めて測る好機となる世界選手権。今大会は五輪直後ということもあり、参加チームの顔ぶれがガラッと変わる。
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「様々な国が新しい代表を送り込んできて、まさに新しい時代が始まるなという、シーズンの終わりというよりも新しい時代の訪れを感じるような世界選手権になると思います」
吉田知那美の言葉通り、ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したスウェーデンは、ハッセルボリではなく同五輪ミックスダブルスで金メダルを獲得したヴラノーのチームが初出場する。スイスも同五輪銀のティリンツォーニではなく24年世界ジュニア選手権優勝のシュヴァラーのチームだ。五輪のメダリストチームではないとはいえ、グランドスラムに出場するトップチームであり、どこが優勝しても不思議ではない。
藤澤は「久しぶりということで、すごく楽しみ。過去に数回、世界選手権を戦ってきた経験がありますが、ただ出ただけじゃなく、しっかり課題をクリアできる大会にしたいなっていう風にも思ってます」と言い、吉田知那美は「あまり気負うことなく、何よりもロコ・ソラーレらしく、最後まで楽しくプレーしきれれば私たちの任務は達成される」と話した。ロコ・ソラーレは3年ぶりの舞台でどんな結果を残すのだろうか。

