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「愛称はマミー」アンバー・グレン26歳はなぜ“日本選手から”愛されるのか?「心の強さを感じる」千葉百音への“寄り添い”以外にもあった、選手を気遣う姿
posted2026/03/04 06:00
ミラノ五輪女子フリー。4位となった千葉百音に寄り添うアンバー・グレン(アメリカ)
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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AFLO
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2月19日のフィギュアスケート女子フリー。4位が確定し号泣する千葉百音を慰め、同じく涙を流す坂本花織にテレビカメラが近寄ろうとするのを阻止したスケーターがいた。アンバー・グレン(アメリカ)である。
今大会で5位入賞を果たした26歳のグレンは、長いキャリアの末に初めてオリンピック出場をつかんだ遅咲きの選手だ。だが日本の選手にとって、以前から強く印象に残る存在であった。
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2024年秋のグランプリシリーズ記者会見で、吉田陽菜は意識する選手にグレンを挙げている。「アンバー・グレン選手がトリプルアクセルを着氷していて、自分も挑戦し続ける勇気をもらいました」。同じ席で渡辺倫果が挙げたのもグレンだった。「アンバー選手のトリプルアクセルにすごく自分自身も勇気づけられましたし、自分も頑張っていこうと思いました」
「心の芯の強さをひしひしと感じる」
グレンに変化をもたらしたのは、2020年に取り組み始めたトリプルアクセルだった。コロナによってリンクが閉鎖される中で「20歳になって、スケートにどれだけの時間が残されているか分からない、ここで終わらせたくないと思いました」と振り返る。「もっとできると分かっていました」との信念で「オリンピックを目指す」と決意し、高難度ジャンプへの挑戦を始めたのである。
2024年のグランプリファイナルでグレンの優勝が決まると、グリーンルームにいた坂本花織、千葉百音、樋口新葉が笑顔で拍手し祝福した。千葉は「アンバー選手は、心の芯の強さをひしひしと感じる試合が多いです」と語り、坂本も「20代半ばの選手が国際大会で活躍する姿はほんとうに素晴らしいと思います。同世代に近い選手が頑張っている姿を見ると、自分も挑戦し続けようという気持ちが湧いてきます」と話した。
そんなグレンは、アメリカの若い選手からも大きな尊敬を受けている。愛称は「マミー」。その理由とは――? 話題を集めたスケーターの素顔は、記事本編にて詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
