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「浅田真央ちゃんみたいになりたい」11歳だった中井亜美がトリプルアクセルに挑んだ日「スケートのため新潟から千葉に引っ越し」女子高生メダリストになるまで 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph bySunao Noto/JMPA

posted2026/02/28 17:00

「浅田真央ちゃんみたいになりたい」11歳だった中井亜美がトリプルアクセルに挑んだ日「スケートのため新潟から千葉に引っ越し」女子高生メダリストになるまで<Number Web> photograph by Sunao Noto/JMPA

日本のフィギュアで史上最年少のメダリストになった中井亜美(17歳)

「(トリプルアクセルの)練習を始めたのは小学校5年生の終わりぐらいです。自分も憧れの選手と同じジャンプを跳びたい、それも早い段階で、と思っていました」

 ただの憧れで終わらせたくないと、転倒を繰り返しても大技に挑みつづけた。その甲斐もあり、いまやトリプルアクセルは中井の武器になっている。

 中学に進学するとともに、生まれ育った新潟を離れ千葉へと練習拠点を変えたのも自らの意思だ。

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「ジャンプは安定感に欠けていましたし、スケーティングも下手でした。だから上手な選手たちと一緒に練習したいなと」

 シニア転向直後から高得点を出せたのも、トリプルアクセルだけでなく、演技の総合力をひたすら磨いてきたからだ。理想の姿を思い描き、実現するために行動を積み重ねてきたからこそつかめた結果である。

 小学生の頃、ノートに書いた言葉がある。

〈あきらめない〉

「今でも『あきらめない』は大切にしている言葉で、練習でトリプルアクセルがうまくいかない日があっても、何度も挑戦することを大事にしています。あきらめてしまったら、そこで終わってしまうと思っているので」

 五輪出場という目標をかなえ、決意を新たにする。

「今はオリンピックでいい成績を残すのがいちばんの目標になっています。(時間は)あと少ししかないんですけど、しっかり準備して、メダルを獲れるような練習をして、本番でいい演技がしたいです」

 一日たりともあきらめず、夢に邁進する。変わらぬ姿勢で夢の舞台へ挑む。

中井亜美Ami Nakai

2008年4月27日生まで、新潟県出身。5歳の時に浅田真央の演技を見てフィギュアを始める。2025-26シーズンからシニアへと転向し、グランプリシリーズデビュー戦となったフランス大会で優勝。勇志国際高校在学中。150cm。

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