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4年前に引退…なぜ小平奈緒は愛されたのか? 15年追った記者が見た“その決定的な理由”「小平の前では誰一人、敗者がいなかった」五輪金メダリストの素顔
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byJIJI PRESS
posted2026/02/08 06:00
2018年平昌五輪の500mで日本女子スピードスケート界史上初となる金メダルを獲得した小平奈緒。写真は2022年10月、引退会見
「小平の前では誰一人、敗者がいない」
小平はかつて「思いやりを持ったり、優しくなったりすると強くなれない」と言われた経験があった。しかし2019年12月、彼女は驚くべき発想の転換を明かしている。
「圧倒的な強さがないと勝つことはできない。やさしさや思いやりを持っていても芯から強い、誰からも勝利を祝福してもらえる選手でありたい」
圧倒的な強さを持とうと決めたのは、人に勝ちたいからではない。自分自身が是とする信条を貫きたいからだった。小平の前では誰一人、敗者がいない。誰も負かすことなく世界一になった希有なアスリートが小平だった。
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愛される理由は、やさしさを武器に世界を制した彼女の生き方そのものにあった。この会見では、人生のゴールをどう考えるかという質問も出た。その答えは、聞く者の心を明るくさせるものだった。
稀代のアスリートは何を語ったのか。
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