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「佐久長聖高OBで夢のオーダーを組んだら?」名将・高見澤勝監督が本気で考えた! 箱根駅伝ドリームチーム「1区は佐藤悠基!」「村澤明伸、大迫傑は何区?」
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酒井政人Masato Sakai
photograph by(L to R) JIJI PRESS/Yuki Suenaga/Asami Enomoto(2)
posted2026/01/18 11:00
多くの名選手を輩出している佐久長聖高校。箱根駅伝に登場したOBの「ドリームチーム」を高見澤勝監督が選んだ! 左から佐藤悠基、鈴木芽吹、村澤明伸、大迫傑!
「タイムは今年の吉岡大翔(順大3)の方が上ですけど、いぶし銀の走りを見せたのが理由のひとつです。正直、彼が箱根駅伝の2区を走るとは想像していませんでした。そのなかで名門・早稲田大の2区を3年連続で担って、純粋に凄いなと思います。実は昨年末、平賀にバッタリ会ったのも理由です(笑)。爆発力はありませんでしたが、職人的な走りである彼の渋さを評価しました」
今も現役の上野裕一郎、日本記録の鈴木芽吹
3区は「スピードスター」と呼ばれた上野裕一郎(中大OB)だ。高校3年時(03年)は10000mで28分27秒39の高校記録(当時)を樹立。箱根駅伝は1年時に1区19位と大苦戦したが、その後は3区を快走した。2年時は区間3位、3年時は9人抜きで区間賞、4年時は5人抜きで区間2位。なお全日本大学駅伝は4年間で“29人抜き”を演じている。
「直接的な教え子ではないんですけど、3区に関しては非常に安定した結果を残しています。『ミスター3区』と言ってもいいんじゃないでしょうか。40歳になった今も現役で頑張っている姿を見ると入れたくなりますよね。彼は追いかける展開が大好きなので、下り基調でタイム差が少ない3区がピッタリだと思います」
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4区は10000m日本記録保持者である鈴木芽吹(駒大OB)を選んだ。箱根駅伝は4年連続で出場。1年時(21年)は5区4位、2年時は8区18位、3年時は4区3位、4年時は2区2位という成績を残している。
「最初は5区にしようかなとも思いましたし、1時間6分20秒と好走した2区も考えました。でも青学大・太田蒼生君と競り合って、最後は先着した4区の走りが強く印象に残っています。箱根駅伝の区間賞はありませんが、スピードがあって上りも強い。万全な状態で4区を走れば面白いと思います」
村澤明伸は「山の神」と戦えるか!?
山上りの5区は、この区間が未経験の村澤明伸(東海大OB)を指名した。佐久長聖高が全国高校駅伝(08年)で初優勝したときの絶対エースだ。箱根駅伝は3年連続で花の2区を担い、1年時が10人抜きの区間2位、2年時が17人抜きの区間賞、3年時が区間3位と大活躍した。


