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「人が走るところじゃない」箱根駅伝6区“山下り”の悶絶伝説…区間新の名選手の証言「足裏の激痛をごまかすために無理やりペースを上げた」
posted2026/01/15 06:00
2020年に6区を走り、当時の区間新記録をマークした東海大の館澤亨次。後半は足の激痛との戦いだったという
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Nanae Suzuki
「人が走るところじゃねぇ」
「ビビったら足も気持ちも折れる」
箱根6区を駆けた選手たちの言葉だ。
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山下りの6区は、山上りの5区の裏返し。急勾配を駆け下りる特殊区間であり、勝負を左右する重要区間とも言われている。
ただ、5区の強者は「山の神」と讃えられるが、6区を下る最速の選手には何の称号も与えられない。レースを走り切った見返りに、血マメと水膨れ、極度の筋肉痛が出迎えてくれる。
5区とはまた別の地獄が
現在(2023年当時)の区間記録は、2020年大会で東海大学4年生だった館澤亨次(当時DeNA)が出したもの。1年時に5区の山上りで「全然前に進まない。本当にきつくてしょうがない」という苦しみを知った館澤だが、6区ではまた別の地獄を味わったという。

