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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
“高校野球7回制に否定的報道”桑田真澄コメントには続きが「そういう改善策を」酷暑だけでなく…世界的潮流に潜む“投手の故障リスク問題”とは
text by

広尾晃Kou Hiroo
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/01/11 11:01
9回制で行われてきた高校野球だが、世界的潮流にならって「7回制」となるのだろうか
2025年12月、桑田氏はジャイアンツタウンスタジアムで行われた「デジタル野球教室」に参加し、囲み取材に応じた。そこで筆者は「高校野球の7回制についてどう思うか?」と聞くと、桑田氏は「野球は9回だから面白いと思うんですよね」と述べた。否定的な意見として報じる記事もあったが――桑田氏はこのように続けている。
「9回制を続けるためには試合をする時間帯が問題になりますが、野球界が1つになって、1カ月間、甲子園球場を貸してあげてもいいじゃないですか。同時に、野球界みんなが応援してサポートしてあげればいい。
その間『阪神は試合できないじゃないか』と思うかもしれませんが、神宮球場では昼に大学が試合をして、夜はヤクルトがやっているじゃないですか。できないことないんですよね。だから時代と共に、そういう改善策をどんどん出すべきだと思うんです」
SNSで一層激しい賛否が沸き起こるだろうが
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日本高野連にとって、今回のアンケート結果は厳しいものとなった。今後もSNSを中心に一層激しい賛否が沸き起こることが予想されるが、野球ファンに対して「7回制導入」の意義をしっかり説明し、シンポジウムなども開いて根気よく説得していく段階にあるだろう。
「夏季大会廃止」「ドーム球場での大会開催」などの議論もある中で、まずは「7回制」に向けて野球界、ファンの意見を集約してほしい。〈下の【関連記事】第1回からつづく〉

