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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
北中米W杯「絶対に失敗しないキャンプ地選び」とは? その必須条件を過去大会の失敗に学ぶ「ホテルで一般客が…」「試合会場までの時間が…」
posted2025/12/26 11:06
W杯本大会で思いのほか大きな要因になる「拠点キャンプ」。日本代表は過去の失敗に学んで「失敗しないキャンプ地選び」ができるだろうか
text by

佐藤景Kei Sato
photograph by
Kiichi Matsumoto
「ドロー(抽選)が終わって同じグループの対戦相手を見たときには強敵ぞろいの厳しいグループに入ったな、と思いました。しかしながら、どの組に入っても厳しいグループだろうなという印象を持っています」
今月12日、北中米ワールドカップの組分け抽選を終え、アメリカから帰国した森保一監督は改めて抽選結果について問われて「厳しい」と自身の受け止めを表現した。
日本のグループFは「死の組」か?
日本はグループFに入り、対戦相手はオランダ、チュニジア、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)に決定。それぞれの大陸予選で圧倒的な力を見せつけたオランダ、チュニジアと同組になり、もう1チームがヨーロッパのプレーオフで決まるという組分けは、決して恵まれた抽選結果とは言えないだろう。開催3カ国であるメキシコ、カナダ、アメリカの組分けを見ると、余計にそう感じてしまう。
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ただ、前回大会でポット3だった日本はポット1のスペインを下し、ポット2のドイツも撃破してグループを首位で突破した。抽選結果を受けてさまざまなメディアが報じたFIFAランキングの平均値によって算出した順位も(全体1位、プレーオフ勝者はウクライナを想定)、データ解析会社の『Opta』が発表した指標も(全体3位)、グループFの難易度は高いとされているが、それらはあくまでワールドカップを楽しむための『参考資料』に過ぎない。グループの趨勢が必ずしもFIFAランキングやデータ通りにならないことは、歴史が証明している。

