プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「上谷沙弥の本当の怖さを引き出したい」安納サオリが挑むスターダムの赤いベルト…大荒れ会見に“本音”「人生で初めて『ブス』って言われた(笑)」
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2025/12/20 17:03
12月29日、両国国技館で上谷沙弥の赤いベルトに挑む安納サオリ。2026年2月20日には青春時代を過ごした滋賀県大津市で凱旋興行を行う
チケットの売れ行きも好調だという。
「私はプロレスと滋賀県を結ぶ懸け橋になりたい。琵琶湖のすばらしさも伝えたい。でも、滋賀に帰ると私は腑抜けになる。完全にオフモードになります。大事な試合の前は、親からは『帰ってくるな』と言われています。シャキッとするときは東京にいて、気張っている。地元、家族が大好きで仲良し。毎日テレビ電話しています。高校生の時の遊び場はパルコ。もうなくなってしまいましたけれど、プリクラ撮って、ぶらぶらして。見た目はものすごく派手でした。ゴミ拾いもしていましたよ。人に迷惑かけることは絶対しなかったです。」
「西川貴教さんに会いたいです。滋賀県を盛り上げるために『イナズマロックフェス』やっていて。私もプロレス界の西川貴教さんになりたいです」
「東京に出て清楚系に。『誰?』って驚かれた(笑)」
ADVERTISEMENT
「学生時の安納サオリを一言で表現したら?」と聞いてみた。「自由」という言葉が返ってきた。
「何にもとらわれない。髪もハートのコーンロウにしていた。自分が好きならそれがいい。学校で浴衣を作ったときも、みんなはかわいい柄なのに、私はゼブラ柄。誰かと一緒は嫌。個性派と言われればそうだったかも。東京に出てきてから清楚系に。黒髪ボブの正統派。成人式に帰ったら『誰? サオリ?』って驚かれました(笑)」
「滋賀の両親が料理上手なんですよ。特に父が。食材にこだわっていますね。魚もさばくんです。刺身をイチから。それに鹿肉カレーとかも。地元に帰ったら父と母のご飯を食べて。時間がめっちゃ規則正しいんですよ。体重減ります。19時とかにご飯食べるんで22時には就寝、お腹すかせて朝ご飯。家庭料理、手作りのよさを感じますね。ありがてえ。私は食べる人、作らない人。お皿下げたり、お片付けはします。掃除は好きなので」
「東京では前回も話しましたが、CoCo壱食べます。最近はパリパリチキンにソーセージハーフ2本添えを追加しました。ソーセージも好き。おいしいんですよ。サイン会で『僕のCoCo壱の推しトッピングはスクランブルエッグ』とか教えてくれるファンの方もいます」


