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カーショウ断言「オオタニはとにかく…」大谷翔平の“人間的魅力”をドジャースの仲間が称賛「大きな体に小さな子どもが」キケもズバリ
posted2025/11/11 06:00
ワールドシリーズ連覇で喜ぶカーショウと大谷翔平。ドジャースの仲間たちが語る大谷翔平評とは
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Gregory Shamus/Getty Images
キケが語る「人間的な魅力があるんだ」
大谷は2025年ポストシーズンで8本塁打を放つなど、2年連続ワールドシリーズ制覇の原動力となった。
「小さい子どもが大きな体の中に閉じこめられているみたいなものさ」
キケ・ヘルナンデスは大谷について独自の視点で表現する。ポストシーズンが開催される10月に無類の強さを誇り、今回のワールドシリーズでは好守を見せたキケは、伝説的な死闘となった延長18回の第3戦、フレディ・フリーマンのサヨナラ弾が飛び出した際はベンチから飛び出てグラウンドを走り回るなど、稀代のお祭り男として知られる。
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そんな彼が語る大谷評は、興味深いものがある。
「いつも表に出しているわけではないけれど、人間的な魅力があるんだ。あまりに個性的でびっくりしたね」
今季の大谷は打者として自己最多となる55本塁打、強打者の指標であるOPS1.014はリーグトップ。さらには復帰した投手としても47イニングを投げて防御率2.87、62奪三振の活躍で、4度目のMVPは確実とみられる。しかし、チームメイトたちが口をそろえて称賛するのは、そうした数字以上に、大谷が見せる人間的な魅力だ。
キケは水原一平元通訳による事件の後、チームとして大谷を支えた経験を通じて、その人間性をより深く理解したという。
「彼の性格はよくわかってきたよ。ショウヘイの人となりがわかり、彼も含めたみんなが心地よく過ごせているのが嬉しいね」
カーショウ断言「ショウヘイはとにかく…」
長年にわたってドジャースのエースとして活躍し、今季限りで引退するクレイトン・カーショウは、大谷の競争心を高く評価する。
