「れ、0.005％」大谷翔平ホームランボールの“衝撃数字”「逆方向が7本→14本に倍増」ドジャースタジアム2年間57発の着弾点を調べてみた 

　そもそも本拠地ドジャースタジアムで、大谷のホームランボールをキャッチするには……。

（1）外野で観戦する
（2）より確率の上がる外野席を確保する

　この2つが大条件となる。ということで大谷がドジャースに加入した2024年～2025年、ドジャースタジアムで打ったホームラン着弾点を調べてみた（※外部配信でご覧の方は【関連記事】などからご覧になれます）。

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　大谷は2025年シーズン終了まで、計57本のホームランをドジャースタジアムで打っている。じつは過去2年間で1度も着弾していない座席セクションもあれば、高い確率で着弾しているセクションも存在する。ドジャースタジアムで本塁打になった席のセクションをテキストで示すと、それぞれこうなる。

〈レフト側〉
ポール際：下段＝51、53／上段＝165、167
ブルペン側→バックスクリーン側＝301、303、305(1A)、307(1B)、309(1C)、311(1D)、313、315 ※1A～1Dはそれぞれ305～311の下段
〈ライト側〉
ポール際：下段＝50、52／上段＝166、168
ブルペン側→バックスクリーン側＝302、304、306(1A)、308(1B)、310(1C)、312(1D)、314、316 ※1A～1Dはそれぞれ306～312の下段

赤丸が2024年、青丸が2025年のホームランの着弾地点

【大谷の24、25年ドジャースタジアム本塁打方向】※は座席なし
8本：312(1D)
6本：バックスクリーン※
5本：311(1D)、304
4本：310(1C)
3本：309(1C)、313、315、306(1A)、ライト側ブルペン※
2本：53、303、305(A)、316
1本：314、308(1B)、52、165、50、レフト側ブルペン※
0本：51、165、167、301、302、307(1B)、166

じつは今季“逆方向の本塁打”が倍増していた

　やや狭い席セクションとはいえ、レフト側、ライト側ともにブルペン脇の301と302に1本も入っていなかったりする。座席のないバックスクリーン（10.5％）以外で、唯一10％を超えているのがライト側の312（1D）セクションの8本で、14.0％だった。

　ただ面白いのは2025年、このセクションには1本も入っていないのである。

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