じつは阪神・佐藤輝明が三冠王圏内…「戦時中以来の“3割未満”首位打者か」「防御率1点台がセパで8人」異常すぎるプロ野球タイトル争い 

【防御率】
〈セ・リーグ〉
山﨑伊織（巨）1.07（109回/責13）
東克樹（De）1.54（105.1回/責18）
ケイ（De）1.63（99.2回/責18）
才木浩人（神）1.66（97.1回/責18）
松葉貴大（中）2.03（106.2回/責24）

〈パ・リーグ〉
モイネロ（SB）1.27（113.1回/責16）
北山亘基（日）1.40（90回/責14）
今井達也（西）1.62（105.2回/責19）
大関友久（SB）1.68（96.2回/責18）
隅田知一郎（西）2.04（106回/責24）

　防御率1点台がセパともに4人。両リーグで規定投球回数以上の1点台投手が8人は、1956年の13人（セ8人パ5人）に次ぐ多さだ。

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　セには規定未達ながら巨人グリフィン（0.75/72回）阪神デュプランティエ（1.37/85.2回）、パにも日ハム山﨑福也（1.54/82回）と今後浮上しそうな投手がいる。

阪神デュプランティエの圧倒的な数値とは

【奪三振】
〈セ・リーグ〉
デュプランティエ（神）109振（14登85.2回）
バウアー（De）102振（17登112.1回）
山﨑伊織（巨）91振（16登109回）
髙橋宏斗（中）84振（16登104.1回）
井上温大（巨）84振（15登88回）

〈パ・リーグ〉
今井達也（西）119振（15登105.2回）
モイネロ（SB）117振（16登113.1回）
伊藤大海（日）113振（16登117.2回）
宮城大弥（オ）110振（15登105.2回）
隅田知一郎（西）97振（15登106回）

　セは規定未達のデュプランティエが圧倒的な奪三振率。パは今井、モイネロ、伊藤、宮城とハイレベルな争い。奪三振は1登板で10近く増えることもあり、予断を許さない。

デュプランティエは規定未達だが防御率、奪三振ともに高水準だ　©JIJI PRESS

ライデル巨人移籍→松山がセーブ、大勢がホールド1位

【セーブ】
〈セ・リーグ〉
松山晋也（中）28S（32登）
マルティネス（巨）28S（37登）
岩崎優（神）22S（37登）
入江大生（De）15S（29登）
石山泰稚（ヤ）14S（28登）

〈パ・リーグ〉
平良海馬（西）21S（33登）
マチャド（オ）18S（37登）
杉山一樹（SB）11S（41登）
田中正義（日）11S（28登）
則本昂大（楽）11S（33登）

　セは昨年中日で同僚だった松山とマルティネスが並んでいるが、松山とDeNA入江がオールスター戦を辞退したのが気がかりだ。パは西武・平良とオリックスのマチャドの争い。

【ホールドポイント】
〈セ・リーグ〉
大勢（巨）34HP（29H5救勝/41登）
及川雅貴（神）29HP（25H4救勝/41登）
清水達也（中）27HP（23H4救勝/37登）
中川皓太（巨）27HP（26H1救勝/39登）
石井大智（神）26HP（25H1救勝/34登）

〈パ・リーグ〉
松本裕樹（SB）24HP（22H2救勝/28登）
ペルドモ（オ）24HP（22H2救勝/30登）
ウィンゲンター（西）22HP（21H1救勝/32登）
西口直人（楽）21HP（19H2救勝/30登）
河野竜生（日）20HP（18H2救勝/27登）

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