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沖縄に出現「高校野球の新怪物候補」がセンバツ出場エナジックを圧倒…沖縄尚学“最速150kmの2年生左腕”とは?「太ももパンパン…カラダはすでにプロ級」
posted2025/07/23 17:01
甲子園出場を決めた沖縄尚学の2年生エース・末吉良丞(175cm、89kg)
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Takarin Matsunaga
「太ももパンパンの怪物候補」――沖縄から期待の新星が甲子園にやってくる。センバツ出場校・エナジックスポーツ高等学院を圧倒した“最速150km左腕”とは? 現地で目撃したスター候補生の衝撃を短縮版でお届けする。
沖縄尚学の2年生左腕・末吉良丞が、圧巻のピッチングで甲子園への切符を手にした。身長175cm、体重89kgの体はとにかく分厚く、パンパンに張り詰めた太ももなど下半身の迫力は抜群。「体つきだけを見ればプロの一軍で投げていてもおかしくない」と感じさせるほどだ。
「おお~」記者席から感嘆の声、敵将も脱帽
沖縄県大会決勝。準決勝まで20イニングを投げて31奪三振、無失点の末吉は、春のセンバツ出場校・エナジックスポーツ高等学院を相手に、1失点、9奪三振、被安打4の138球で完投勝利。試合終盤には149kmをマークし、記者席からも「おお~」と感嘆の声が漏れた。
島袋洋奨や宮城大弥を知る県内関係者も、口々に「沖縄出身でここまで怪物感のあるピッチャーは見たことがない」と評価。敗れたエナジックの神谷嘉宗監督も「末吉投手が後半バテるかなと思ったんだけど、バテずにいいボールを放っていた。相当練習を積んでいると思います。すごいですよ。相手が一枚上」と脱帽した。
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今大会通算では29イニングを投げて1失点、40奪三振、防御率0.31。最速150kmの剛球と精度の高い変化球で、世代ナンバーワン級の左腕へと躍り出た。本編の現地取材レポートでは末吉の能力と、「あの名投手」を彷彿とさせるマウンドでの存在感をさらに詳しく伝えている。
<続く>
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