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木村拓哉は「ピンチを救ってくれた恩人」 広島カープ名将の夫人・緒方かな子が振り返る“17歳で上京”から「プロ野球選手の妻」になるまで

posted2025/06/14 11:01

 
木村拓哉は「ピンチを救ってくれた恩人」 広島カープ名将の夫人・緒方かな子が振り返る“17歳で上京”から「プロ野球選手の妻」になるまで<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

緒方かな子52歳がNumberWebのインタビューに応じた

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NumberWeb編集部

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Hideki Sugiyama

 元アイドルで、元カープ監督・緒方孝市氏の妻である緒方かな子氏が、芸能界デビューから引退までの激動の日々をNumberWebのインタビューで語った。そのダイジェスト版をお届けする。

 緒方氏は17歳で広島から上京、芸能界デビューを果たした。当初、期待していたのは松田聖子のような「ヒラヒラな衣装を着ること」だったが、実際に渡されたのはボディコン風の超タイトな衣装。「元ヤン」という不良キャラの設定だったという。 

「不良の設定なのに、ライブで『ヘイ!みんな乗ってるかい?』と言えなくて。母から目上の人への礼儀を厳しく教えられてきたので、『みんな……盛り上がってますか?』くらいが精一杯でした」

「学園祭の女王」と呼ばれた全盛期には、1カ月に20回もの学園祭ライブをこなし、「午前中は東京、午後は大阪」という驚異的なスケジュールをこなしていた。「休みは元日と次の日くらい」という超過密スケジュールで、「どうやって生きていたのかまったく記憶がない」と振り返る。

「生放送中に…」木村拓哉に救われた

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  そんな中、鮮明に覚えているのが木村拓哉との思い出だ。生放送中、離れた場所にあるカンペが読めず頭が真っ白になった時、木村が駆け寄り「プレゼントだってよ!よろしくね!」とコーナーを締めてくれたという。「ピンチを救ってくれた恩人なんですけど、直接お礼を言えてなくて」と当時を懐かしむ。

  23歳で広島東洋カープの緒方孝市選手と結婚し芸能界を引退。交際半年でのスピード婚だったが、緒方孝市氏は事務所に正式に挨拶に行き、「本気で交際しています」と誠意を示した。社長は「本当は止めるつもりだった」と言いながらも、二人の真摯な姿勢に心を動かされたという。

  結婚後は「プロ野球選手の妻」として新たな人生をスタート。「あなたの主人の活躍にカープと広島市民の運命がかかっている」と言われ、選手を支える覚悟を決めたという——本編ではさらに深く描かれている。

〈つづく〉

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 この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

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