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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
日本代表「戦力底上げ」の6月…佐野海舟・航大兄弟W招集? ポスト守田・遠藤やネクスト三笘・伊東は? 手薄なCBには誰を? 新戦力を完全予想!
text by

佐藤景Kei Sato
photograph byGetty Images
posted2025/05/22 06:01

オランダNECナイメヘンで活躍する佐野海舟の実弟、佐野航大。守田英正の後継者となれるか
森保監督が海外組を招集する基準の一つに、コンスタントにプレーしていることが挙げられる。その点、鈴木は主軸を担い、今季はここまで12ゴール6アシスト。攻撃を牽引してきた。攻撃的なポジションならどこでもプレーできる選手だが、所属クラブでは現在の日本代表と同じ3−4−2−1のフォーメーションではシャドー、4−3−3では右ウイングを務める。
久保・堂安のポジションで2キャップ目はなるか
その適性は久保建英や堂安律と重なり、6月シリーズで2人のうちどちらかが休養するなら、鈴木に出番が回ってくる可能性がある。フライブルク(ドイツ)への移籍が正式決定し、この夏の移籍濃厚とされる堂安の後釜としてクラブでも期待されているようだ。
2022年1月に代表合宿に初めて招集した際、森保監督は当時、清水エスパルスでプレーしていた鈴木について、シュートのパンチ力と思い切りの良さに対する期待を口にした。その特長に磨きをかけた今、2024年6月のミャンマー戦以来となる2キャップ目を刻む機会が訪れるのではないだろうか。
ネクスト三笘・伊東を探せ
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佐野兄弟や鈴木のほか、アタック陣には他にも多くの新戦力候補がいる。例えば、サイドなら、イングランドのチャンピオンシップでシーズン通して出場機会を得たクイーンズパーク・レンジャーズの斉藤光毅、ブリストル・シティーの平河悠、オランダのエールディビジで活躍するスパルタ・ロッテルダムの三戸舜介らのパリ五輪組だ。
いずれも両サイドでプレーでき、代表が求めるウイングバックの適性も含め、手元で直接、確認したい選手たちだろう。ネクスト三笘薫や伊東純也探しは難しいテーマながら、着手しないわけにもいかない。