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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
日本代表「戦力底上げ」の6月…佐野海舟・航大兄弟W招集? ポスト守田・遠藤やネクスト三笘・伊東は? 手薄なCBには誰を? 新戦力を完全予想!
text by

佐藤景Kei Sato
photograph byGetty Images
posted2025/05/22 06:01

オランダNECナイメヘンで活躍する佐野海舟の実弟、佐野航大。守田英正の後継者となれるか
松木玖生の負傷からの回復は?
トルコのスュペル・リグ・ギョズテペSKでリーグ戦とカップ戦合わせて6ゴール5アシストの記録を残した松木玖生もかねてより代表入りが噂されてきた。アンダー世代で世界を経験し、昨夏からヨーロッパで戦っている。
サウサンプトンからレンタルされると、シーズンが進むにつれて存在感を増し、アタッカーとしても活躍。招集されれば、シャドーやボランチでプレーすると想定される。ただ気になるのはケガの状態。初招集濃厚とも言われていたが、4月末に負傷し、今回の参加はその回復次第となりそうだ。
ボランチの候補には国内組も
ボランチで言えば、これまで招集されながらも出場機会がなかった藤田譲瑠チマも今回の活動に引き続き参加濃厚で、仮に守田が不在なら、自らをアピールする格好の機会となるはずだ。彼も、ポスト守田を狙う選手だ。
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さらに6月のタイミングから国内組を加えると仮定した場合、このポジションには今季好調の柏レイソルで中盤に君臨する熊坂光希がいる。技術力もさることながら、185センチのサイズが魅力。ロングボールを蹴られる局面やセットプレー時の対応を想定し、代表チームはかねてよりサイズのあるボランチ探しを続けてきた。熊坂はその条件を満たす。E-1選手権に先駆けて6月の代表デビューもあるかもしれない。
好調の鈴木唯人は移籍も決定
シャドーのポジションでは、佐野海同様、A代表出場経験はあるものの、しばらく遠ざかっていた鈴木唯人の名前を挙げておきたい。森保監督は今年2月の視察で欧州各国を回る強行軍の中、デンマーク国内リーグの観戦に訪れている。ブレンビーIFでプレーする鈴木をその目で直接見るためだった。