「カマダは良くないな」批判が激変…現地サポーターに聞いた、鎌田大地への“手のひら返し”「カマダは不用意なミスをした」→「今は別人みたい」 

　鎌田個人にとっても、今回のFA杯ファイナルは大きな意味を持つ。振り返ると、2022年にフランクフルトで欧州リーグ優勝を経験。一方で、2023年のDFBポカールでは準優勝だった。1位と2位とでは大きな違いがあると、鎌田は力を込める。

「タイトルを取るのと取らないとでは、キャリアの見られ方がまったく変わる。ヨーロッパリーグを取ったことは、今でもずっと言われます。誰もが覚えてくれている。

　でもフランクフルトでの最後の年にカップ戦で2位になったことは、誰も話題にしない。1位と2位では、それぐらい大きな差がある。

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　特に、パレスのような歴史のないチームで初のタイトルを取れれば、ファンの見方、印象も変わると思う。自分としても、キャリアが終わった時にタイトルを持っていれば誇りに思える。やはりタイトルを取るか、取らないかで大きな差があると思っています」

　FA杯ファイナルの舞台は、”サッカーの聖地”ウェンブリー・スタジアム。地元ファンの期待が高まる中、鎌田大地はFA杯のタイトルを手にできるか──。その瞬間を、サポーターたちは待ちわびている。

＜《カマダの体重》編へ続く＞