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大谷翔平と山本由伸、田中将大の“意外と知らない”二軍成績「由伸は2年連続で防御率0点台」「マー君は常に一軍…ファーム初登板はいつ?」
posted2025/05/18 11:02

山本由伸と大谷翔平。ドジャースでゆるぎない主力となっている2人の“意外と知らないNPB二軍時代”の成績は?
text by

広尾晃Kou Hiroo
photograph by
Mike Lawrence/Getty Images
大谷の日本ハム時代…じつは知らない二軍成績
一世を風靡したスーパースターは、二軍など縁がないと思われがちだが、初年度からレギュラーになったような選手でも、何試合かはファームでプレーしていることが多い。今を時めく大谷翔平の日本ハムでの投打の二軍記録はこうなっている(上が打者、下が投手。以下すべて2024年シーズン終了時)。
2013年 9試合10打数1安打
0本塁打0打点0盗塁 打率.100
2015年 1試合0打数0安打
0本塁打0打点0盗塁 打率―
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2017年 1試合0打数0安打
0本塁打0打点0盗塁 打率―
計3年 11試合10打数1安打
0本塁打0打点0盗塁 打率.100
◇ ◇ ◇
2013年5登板0勝2敗0S
19回22奪三振 防御率3.32
2015年1登板0勝0敗0S
2回3奪三振 防御率0.00
2017年1登板0勝0敗0S
1回2奪三振 防御率9.00
計3年 7登板0勝2敗0S
22回27奪三振 防御率3.27
2012年にドラフト1位で日本ハムに入団した大谷翔平は、1年目の開幕は8番右翼手でスタメン出場。2安打を放った。
当初は一軍では野手として出場、その傍ら一軍登録のまま4月11日のイースタン・リーグ、ロッテ戦で先発し4回自責点2で負け投手。チームは一軍では外野手、二軍では投手で経験を積ませる予定だったが、2日後の4月13日の一軍オリックス戦で右足首をねん挫して登録抹消となり、二軍で二刀流としてプレー。二塁打を1本打っている。5月4日に一軍再昇格し、以後は一軍でも二刀流となった。翌年以降は2015年と17年に各1試合調整登板をしただけだった。
由伸は高卒1、2年目から“無双”だった
次に山本由伸のオリックス時代の二軍投手成績。
2017年 8登板2勝0敗0S
33.2回28奪三振 防御率0.27
2018年 6登板2勝0敗0S
24回23奪三振 防御率0.38
2019年 1登板0勝1敗0S
6回6奪三振 防御率3.00
2023年 1登板1勝0敗0S
7回7奪三振 防御率0.00
計4年 16登板5勝1敗0S
70.2回64奪三振 防御率0.51