高橋宏斗（中）17登11勝2敗119.2回 責13率0.98 PR24.56
　大瀬良大地（広）20登6勝3敗130.2回 責19率1.31 PR22.00
　才木浩人（神）21登11勝3敗142.2回 責26率1.64 PR18.78
　東克樹（De）21登11勝2敗153回 責30率1.76 PR18.02
　菅野智之（巨）20登13勝2敗130回 責24率1.66 PR16.80
　森下暢仁（広）18登10勝5敗125.2回 責23率1.65 PR16.44
　床田寛樹（広）21登11勝5敗144回 責29率1.81 PR16.19
　西勇輝（神）19登6勝5敗117.2回 責24率1.84 PR12.93
　栗林良吏（広）52登0勝4敗36S10H48回 責5率0.94 PR10.06
　清水達也（中）49登2勝0敗0S30H47回 責5率0.96 PR9.75

　投手もトップが中日の高橋。防御率はぎりぎりだが0点台。続いて広島の大瀬良だが、6勝3敗と勝ち星に恵まれない。広島が優勝すれば大瀬良、森下、床田、さらには救援の栗林まで票が割れそうで、ここからの成績次第か。

　一方、ここへきて巨人で急上昇しているのは34歳のベテラン菅野である。7月21日の中日戦から7試合で6勝を挙げて現在、最多勝である。巨人が優勝すれば、菅野が2020年以来となるMVPに選ばれる可能性が大だろう。阪神が優勝すれば才木、DeNAなら東がMVPに選ばれる可能性がある。

パ打者：唯一の3割打者・近藤の圧倒的な貢献度

　パ・リーグの場合、ソフトバンクが9月2日終了時点でマジック15。このチームからMVPが選ばれるだろう。

〈打撃成績〉
　近藤健介（SB）403打126安19本66点8盗 率.313 RC92.61
　辰己涼介（楽）438打129安6本51点13盗 率.295 RC67.76
　山川穂高（SB）453打107安29本84点0盗 率.236 RC63.28
　栗原陵矢（SB）428打112安15本65点2盗 率.262 RC63.18
　小郷裕哉（楽）466打121安6本42点25盗 率.260 RC62.07
　森友哉（オ）362打101安9本46点5盗 率.279 RC59.67
　岡大海（ロ）309打91安7本31点11盗 率.294 RC54.64
　万波中正（日）425打105安16本52点1盗 率.247 RC52.39
　ポランコ（ロ）344打84安19本51点0盗 率.244 RC51.94
　浅村栄斗（楽）387打96安11本46点1盗 率.248 RC51.74

投高打低の中で近藤が叩き出している成績は図抜けている　©Hideki Sugiyama

　近藤健介がRCで断トツ。唯一の3割打者でもあり、貢献度は抜群だ。今季のソフトバンクは柳田悠岐が戦線離脱したものの山川穂高の加入で戦力拡大した。山川は本塁打、打点の二冠が確定的だが、RCでは近藤と大差がついている。

パ投手：“あの外国人”は先発転向してもスゴかった

　パ投手についても見てみよう。

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