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[コラム]プレミアな日本人たち(2)本場のトレーナーが考える競争を制す身体と心
posted2024/09/03 09:02
![[コラム]プレミアな日本人たち(2)本場のトレーナーが考える競争を制す身体と心<Number Web> photograph by ※写真は本人提供](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/a/3/1500wm/img_a34d01b46568fed7a6eec67fe74a51d8469606.jpg)
ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド)と木谷氏。選手の間で評判が広がり、新たに施術を依頼されるケースも多いという
text by

内藤秀明Hideaki Naito
photograph by
※写真は本人提供
ファンダイク、ウォードプラウズ、吉田麻也……。プレミアリーガーの肉体を知り尽くした男が語る、フィジカル大国を生き抜くための3つの条件とは。
プレミアリーグは近年、外国人選手と外国人監督の流入で世界トップレベルのリーグとなった。しかし、歴史が長いリーグにおいて変わらない部分もある。それはフィジカルバトルの激しさだ。この文化はイングランド特有のものであり、トップレベルの選手ですら多くが適応に苦しんできた。では、この熾烈なリーグで活躍する選手と、そうでない選手の違いは何なのだろうか。
日本人選手に加え、ジェイムズ・ウォードプラウズ(ウェストハム)など数多のプレミアリーガーと専属契約を結び、彼らの肉体を知り尽くしたトレーナーの木谷将志は、活躍に必要な条件を3つ挙げる。
