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金メダル直後、松友美佐紀が流した涙「湧いてきたのは“寂しさ”でした」“タカマツ”フィーバーを生んだリオ五輪「本人が明かす舞台ウラ」 

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矢内由美子

矢内由美子Yumiko Yanai

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photograph byL)JIJI PRESS、R)Miki Fukano

posted2024/08/02 11:00

金メダル直後、松友美佐紀が流した涙「湧いてきたのは“寂しさ”でした」“タカマツ”フィーバーを生んだリオ五輪「本人が明かす舞台ウラ」<Number Web> photograph by L)JIJI PRESS、R)Miki Fukano

リオ五輪で金メダルを獲得した松友美佐紀。現在も現役でプレーを続ける彼女にインタビューした

松友が今明かす、リオ五輪で流した“涙の理由”

 歓喜の優勝。そして高橋さんとの抱擁。試合直後のミックスゾーンでは、フルゲームの疲労でイスに座っての対応となった。

 松友の目からはらはらと涙がこぼれた。感情を爆発させることはなく、さわやかさを感じさせる涙だった。

 当時の思いをあらためて訊ねると、松友はこのように振り返った。

「誰よりも練習をしてきた自信がありましたから、あの時の感想は、単純にいっぱい頑張ってきてよかったなと素直に思ったのが一番です。そしてその後に湧いてきたのが、もしかしたら戦うのがこれで最後という選手たちがいるかもしれないという寂しさでした。オリンピックは4年に1回。そこを区切りにする選手はたくさんいますから」

《インタビュー後編に続く》

(撮影=深野未季)

#2に続く
「今が一番純粋に楽しい」“タカマツ”ペアで金メダル、バドミントン松友美佐紀(32歳)の現在…混合ダブルス転向でパリ五輪を目指した理由

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