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エンゼルス“元同僚”たちの本音「ショウヘイは野球界で最高。やっぱりここにいてほしい…」ドジャース移籍前、大谷翔平はどんな存在だったか?
posted2024/06/22 06:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
<名言1>
翔平を困らせたくはないから、話題から外すようにしているよ。
(パトリック・サンドバル/NumberWeb 2023年7月22日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/858157
◇解説◇
大谷翔平は直近7試合で、28打数12安打、4本塁打9打点。打率.429、強打者の指標であるOPSは1.479という驚異の数値をたたき出している。毎年のように好成績を残す6月、特に後半はその傾向が強まる中で、骨折したムーキー・ベッツの離脱の影響を感じさせない働きをトップバッターで見せている。
そんなホットな状態にある大谷と、昨年までは仲間として戦ったエンゼルスがいよいよ公式戦の舞台で再会する。ドジャース移籍後、大谷は韓国シリーズ前のオープン戦で対戦(その際には現在離脱中のマイク・トラウトとのハグなども見られた)しているが、公式戦で相まみえるのは初となる。
エンゼルスは現在、ア・リーグ西地区の4位。首位マリナーズとは13.5ゲーム差と大きく離されている。ワイルドカードへ一縷の望みを懸けて勝ち星を積み上げるほかないチーム状況だが――その大事な初戦先発を任されるのが、サンドバルである。
サンドバルが見せた“スター大谷への気遣い”
サンドバルといえば、投手陣の中でもとりわけ大谷と仲睦まじい姿を見せることで日本のファンには有名だった。日本が優勝した2023年のWBCでは準決勝でメキシコ代表の一員として侍ジャパンの打線の前に立ちはだかる好投を見せたが、大谷が大会後に「まあまあ良い投手でしたね」と冗談めかしたことからも、その関係性の良さが伝わってくる。