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《独占インタビュー》石川祐希が明かした自負「それでも僕が先頭に立っている」世界最高峰イタリアで掴んだ成長の証「僕にしかできなかったこと」
text by
田中夕子Yuko Tanaka
photograph byTakahisa Hirano
posted2024/05/25 11:00
イタリアでの9年目のシーズンを終えた石川祐希。ミラノではクラブ史上初の3位に貢献。来季からは王者ペルージャでプレーすることが決まっている
「前は下から上を見ていましたけど、ミラノに来て2年目ぐらいから、少しずつ対等に見られるようになったし、言い方は悪く聞こえるかもしれないですけど、時には上から見られるようにもなった。最初はただ『すごいな』と思うだけでしたけど、成長して、日本代表やクラブでも結果が出て、自分の見方も変わった。成長していなかったら見方も一向に変わらないので、変わった、と感じられていること自体が成長できている証だと思うんです」
見方だけでなく、発する言葉も変化
見方だけでなく、発する言葉も年々変化してきた。かなり前まで遡れば、取材や注目されること自体を苦手としてきた高校時代の記憶もあるが、今は質問の意味を即座にくみ取り、明確かつ具体的な言葉で回答する。漠然と「勝ちたい」といった曖昧なものではなく、勝つために自分がどんなプレーをして、役割を果たすか。シーズンごとにクリアすべき技術面の目標やフィジカルを含めたコンディショニング。何に取り組んでいて、どの程度手ごたえを感じているのか。明言するようになった。
そして大きな変化がもう一つ。
【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」内の【インタビュー】石川祐希、先駆者としてのプライド「永遠に日本バレーの先頭であり続けたい」《セリエA強豪・ペルージャへ移籍》で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。
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