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「へへへ」大谷翔平が結婚トークで見せた“愛され素顔”はグラウンドでも…「興奮してるよ」ヌートバーにドジャース、エンゼルスの仲間を魅了
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNanae Suzuki
posted2024/03/15 18:00
メジャー開幕戦の舞台となる韓国へと渡ったドジャースの大谷翔平。いよいよ2024シーズンが始まる
WBC日本代表に初の日系選手として招集されたヌートバーは、「翔平のチームメートになり、彼のプレーを長い期間見れることに興奮している」と合流前に語っていた。
そして実際にチームの一員となると、出塁時に見せた「ペッパーグラインダー」が日本中で大流行した。このパフォーマンスが生まれるきっかけは「ショウヘイと、チームセレブレーションみたいなこと」をやろうと話したことから生まれたとヌートバー自身が明かしている。
大谷がチーム全体を明るくしようとする姿勢が分かるエピソードだ。
「兜パフォーマンス」初代担当が語る結束力
<名言2>
ホームラン・セレブレーションはチームの結束力を高める普遍的な行為だと思う。
(ブレット・フィリップス/NumberWeb 2023年6月1日配信)https://number.bunshun.jp/articles/-/857651
◇解説◇
2023シーズン、大谷が所属したロサンゼルス・エンゼルスでアーチが描かれると——あるセレブレーションが大流行した。ご存じの「兜パフォーマンス」だ。鹿児島県の製造メーカーに発注してエンゼルスのベンチに鎮座した兜は、大谷はもちろんマイク・トラウト、テーラー・ウォードらの盟友がかぶり、笑顔を浮かべていた。
近年のメジャーリーグでは各チームごとのパフォーマンス(レッドソックスの吉田正尚も“マッチョマン”ということでレプリカのダンベルを持ち上げる)がおなじみだ。そこに純和風の兜が登場したのも斬新だったが……その「初代かぶせ役」を仰せつかったのが、ユーティリティとして所属していたフィリップスだった。
「兜を被せることでみんなが楽しみ、喜びあい、チームがひとつになるなら、僕は喜んでこの役割を引き受けるよ」
フィリップスは昨年5月にエンゼルスから戦力外通告を受けるまで、笑顔で兜をかぶせていた。厳しい立ち位置にありながらもフォアザチームを貫いた精神は、大谷のホームラン1つをみてもよく分かる。
ドジャースの仲間になる前、フリーマンが語っていたこと
<名言3>
そんなこと、あり得るかい? まったく、信じられないよね。
(フレディ・フリーマン/Number1035号 2021年9月9日発売)
◇解説◇
大谷加入で沸く名門ロサンゼルス・ドジャース。この打線にあって1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンという「MVPトリオ」の並びは、メジャー全体を見ても屈指の豪華さといえる。