日本のメディアはそんな監督を再招聘したJRFUに、訊かなければならないことがあるはずだ。

　ジョーンズが日本代表に戻りたければ、いつでもそれは可能だったのか。

　土田雅人会長との間に、そのような約束が交わされていたのか。

　候補に上がったクボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケ監督には、そのチャンスが本当にあったのか。

　8月26日に行われたジョーンズとJRFU（岩渕健輔専務理事も同席）のオンライン・インタビュー（面接と記すべきか）はなぜ、1度目のインタビューと呼ばれていたのか？

日本代表で成果を残し、再び名声を得られるか　©︎Kiichi Matsumoto

　ただいずれにせよ、ジョーンズは再び日本代表でベストを尽くすに違いない。個人的に、そう見ている。それでも、彼がこの先、オーストラリアの人々から支持されるようになるかどうかはわからない。

　サヨナラ、エディー。