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トラウトが大谷翔平と水原通訳にあげた「WBC最終決戦カード」1枚5000円、破壊した広告パネル102万円…“オオタニ名・珍品”のスゴいお値段

posted2023/11/17 17:02

 
トラウトが大谷翔平と水原通訳にあげた「WBC最終決戦カード」1枚5000円、破壊した広告パネル102万円…“オオタニ名・珍品”のスゴいお値段<Number Web> photograph by Steph Chambers/Getty Images

ファンのサインに快く応じる大谷翔平。2023年注目のメモラビリアは?

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 自身2度目となるア・リーグMVPを獲得した大谷翔平。WBCから八面六臂の活躍を見せた1年となったが……その歴史的な一戦やメモラビリアを熱烈に追う筆者が、ショウヘイ・オオタニの2023年アラカルトをまとめた。《全2回の2回目/第1回からつづく》

 WBCに続いて、MLBア・リーグでも満票でMVPを獲得――今年も年間通じて大谷に沸いたが、プレーだけでなく、スポーツメモラビリアでも話題には事欠かなかった。そんな大谷関連のトピックスや出品された様々なグッズの落札額などをMVP獲得のタイミングで振り返りたい。

WBCでは大谷を筆頭にユニ争奪戦が起きたが…

 ★大谷公式ユニフォームを求めてファンが殺到したWBC★

 今年2月、WBC開幕を前に公式グッズは、大谷を筆頭にダルビッシュ有、鈴木誠也、村上宗隆、佐々木朗希らスーパースターの参加が決まったこともあって、オンライン販売開始から人気沸騰だった。

 宮崎キャンプ、さらに名古屋・大阪での壮行試合の会場では徹夜組も現れるほど(主催者側は徹夜禁止としていたが)人気で、各地で公式ユニフォームの争奪戦が繰り広げられた。

 その中で1番人気はやはり、大谷ユニフォームだった。東京ドームでの本戦開始後にはさらに過熱。公式ショップは抽選券を事前に配布、抽選に当選した人のみがショップに入場できるシステムに変更された。聞くとこの抽選券でさえ、転売品やカラーコピー品が出回り、スタッフは対応に四苦八苦していたそうだ。過去のWBCのを踏まえた想定を遥かに上回る需要が生まれた結果だと思うが――今回浮き彫りとなった課題を次回の2026年に繋げて欲しい。

大谷vsトラウトのWBCカードが注目されたワケ

 ★今年もっとも注目されたトレーディングカードは?★

 数ある野球カードの中でも今年、日本で最も注目を集めたカードがある。

 それは米国のTopps社から24時間限定でオンライン販売された、〈WBCで大谷がマイク・トラウトから空振り三振を奪った瞬間〉のカードだ。

【次ページ】 トラウト、水原通訳と楽しそうにカードを持つ大谷(画像あり)

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大谷翔平
ロサンゼルス・エンゼルス
マイク・トラウト
水原一平
ニューヨーク・メッツ

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