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《夏の甲子園番付2023》大阪桐蔭など名門校敗退、休部PLは“関脇陥落”、大関チャンス仙台育英…慶応など“新潮流リーグ勢”も注目! 

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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photograph byHideki Sugiyama/Kou Hiroo

posted2023/08/05 17:01

《夏の甲子園番付2023》大阪桐蔭など名門校敗退、休部PLは“関脇陥落”、大関チャンス仙台育英…慶応など“新潮流リーグ勢”も注目!<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama/Kou Hiroo

昨夏は仙台育英が初の“白河の関越え”を果たした。番付を詳細に見てみると…?

 慶応は高校野球のリーグ戦である「Liga Agresiva」の神奈川大会に参加しているが、今大会は立命館宇治(京都)、東京学館新潟(新潟)、おかやま山陽(岡山)と各県の「Liga Agresiva」に参加する高校が4校も出場を果たした。「何が何でも甲子園」ではなく、野球を通じて「成長を促す」新しいタイプの強豪校が躍進し始めている。

体温を超す酷暑、すべての人々の体調に留意してほしい

 国連が「地球沸騰」との言葉を使ったように、今夏の暑さはかつてない厳しいものだ。神奈川県大会の決勝でも球審が体調不良で途中交代。地方大会では投手や主力選手の足がつって敗退した例もあった。いくら鍛えている球児であっても、体温を超す酷暑には耐えることができない。

 日本高野連は甲子園では5回に10分間の「クーリングタイム」を設定すると発表したが、酷暑の中でのプレーとなる。異状を感じたときは勇気をもって申し出てほしい。筆者も観戦する予定だが、選手、指導者、審判、係員、応援団、観客は十分に体調に留意してほしい。

#1「WBC侍の高校・アマ時代編」からつづく>

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