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テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平の番記者「サトウのごはんが2680円!」LAで驚く“円安事情” 「ショウヘイと帰ってきてね」遠征前、守衛さんからは手を振られ…
text by
柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byRonald Martinez/Getty Images
posted2023/07/31 17:13
大谷翔平を日々追う番記者に、スタジアム内外の日々を余すことなく日記としてしたためてもらった
それが一段落すると、最後は隣で着替え中だった上半身裸のサンドバルの胸をバチーンと叩き「まだ飯も食ってないんだって!」と大笑いした。
リラックスした舞台裏とは対象的、試合では豪快な一発をぶちかました。36号は打球角度19度のライナー性の打球は低い弾道のまま中堅フェンスを越えた。滞空時間3.99秒は今季自身の本塁打で最短。フィル・ネビン監督は「ゴルフボールのような打球だった」と目を丸くした。
守衛さん「ショウヘイと一緒に戻ってきてね」
休養日を挟んで7月25日から16連戦がスタートする。
取材を終えて球場を出る際に守衛さんから「翔平と一緒に次の本拠地の試合ではここに帰ってきてね」と手を振られた。“ここ”に帰ってこられるかはアート・モレノ・オーナーの決断次第。夕日が差し込むエンゼルスタジアムがいつもより奇麗に見えた。
<#2につづく>
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