4位　山田哲人（ヤクルト／30歳）　44票

山田哲人　©Hideki Sugiyama

　4位に選ばれたのは、国際試合で無類の勝負強さを誇るヤクルトの山田哲人でした。2019年以降は打率が3割を切っており、期待値からすればやや物足りない成績の山田ですが、プロ野球史上唯一となる3度のトリプルスリーを達成した能力に疑いの余地はありません。

　さらに特筆すべきは、過去の国際試合での実績です。プレミア12、WBCで通算5本のホームランを放っており、金メダルを獲得した東京五輪ではMVPも獲得。ファンからも「大舞台に強い選手」（22歳・女性）、「勝負強く、打ってほしい場面で打ってくれる。国際大会には必要なバッター。代打でも期待できると思う」（20歳・男性）、「国際試合といえば山田哲人。期待しかない！」（54歳・女性）といった声が数多く寄せられました。

東京五輪準決勝の韓国戦、同点の8回に決勝タイムリーを放つ山田哲人　©Getty Images

「昨シーズンはなかなか思うような結果を残せなかったが、WBCをきっかけに以前のような活躍を見たい」（35歳・男性）

「走・攻・守、三拍子揃った素晴らしい選手ですし、過去の国際大会で何度も見せられている活躍を考えると期待せずにはいられません」（56歳・男性）

3位　ラーズ・ヌートバー（カージナルス／25歳）　70票

ラーズ・ヌートバー　©Getty Images

　3位にランクインしたのは、日系人選手として初めてWBCの日本代表に選ばれたラーズ・ヌートバー。全体（602票）の1割を超える70票を集め、その注目度の高さをあらためて示す結果となりました。

　昨季のカージナルスでは打率.228、14本塁打、40打点という結果でしたが、選球眼が非常によく出塁率は.340を記録。特に“メジャー慣れ”したオールスター以降は目覚ましい活躍を見せ、今後のブレイクが期待されている逸材です。

　俊足・強肩と外野手としての守備能力も高く、センターでの起用が見込まれるヌートバー。「どんな選手なのか、すごく期待している」（32歳・女性）など、多くのファンが侍ジャパンでのプレーを楽しみにしているようです。

「Numberの記事で知った。記事が面白かった。お母様も素敵な方で、がぜん興味が湧いた。野球界がいち早く、いわゆる『多様性』的な試みをするのも意外だったので注目している」（45歳・女性）

「NPBの選手たちとどのような形で融合するのか、WBCを通じてどれだけ伸びるのか楽しみです。いずれMLBのスーパースターになったときに『侍ジャパンで出場したWBCがターニングポイントになった』と言ってもらえる大会になってほしいです」（53歳・男性）

明るい性格でカージナルスファンに愛されるヌートバー。ムードメーカーとしての期待も大きい　©Getty Images

「メジャーでこれからブレイクしてくれると信じてるし、WBCでも強い肩と守備、そして打撃でも活躍することを期待しています」（25歳・女性）

「外野の鍵を握るヌートバー。MLB現役バリバリの能力+盛り上げ役としても期待！」（48歳・男性）

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