2位　ダルビッシュ有（パドレス／36歳）　98票

ダルビッシュ有　©Hideki Sugiyama

　98票を集めて2位に選出されたのは、唯一のWBC優勝経験者（2009年）で侍ジャパン最年長のダルビッシュ有。「高い経験値、実績、ハイパフォーマンス中の現在地。期待しかないです」（30歳・女性）、「日本のアイコン的存在。圧倒的な経験値と存在感でチームを引っ張ってくれそう」（19歳・男性）といった投票理由の通り、あらゆる意味でチームの柱になることを期待されているのは間違いありません。

　年齢的にはベテランの域に入っていますが、昨季はメジャーで自己最多タイの16勝をあげるなど、その投球は衰えるどころか現在も進化中。今オフには、パドレスと6年総額1億800万ドル（約145億円）という異例の大型契約を結んでいます。

「日本、世界のエースだから。圧倒的ピッチングでアメリカを抑えてほしい」（24歳・男性）

「WBCの経験、世界の一流打者との対戦もあり、他の投手からも絶大な信頼がある。キャリア的にも最後のWBCになると思うので、またあのガッツポーズが見たいです」（44歳・男性）

「WBC、MLBでの世界経験値。調整＆アジャストする能力。悪いなりにもゲームの中で修正して試合を作れるところに期待しています」（48歳・男性）

ダルビッシュ有の言葉に真剣に耳を傾ける栗山英樹監督　©Hideki Sugiyama

　栗山英樹監督のラブコールに応えるかたちでWBCへの参加を決めたダルビッシュは、パドレスの許可を得てMLB組では唯一、宮崎キャンプからチームに合流。ファンからは「今大会にかける意気込みを感じ取れる」（68歳・女性）といった声も寄せられています。

　誰よりも経験豊富な立場から「ちょっと気負いすぎ」という“金言”をチームに授けたほか、キャンプでも積極的に若手選手と交流し、重圧を取り除く気遣いを見せているダルビッシュ。投手としても人間としても円熟味を増した右腕の一挙手一投足に、今後も熱い視線が注がれることでしょう。

身振り手振りを交えて甲斐拓也と話し込むダルビッシュ有　©Hideki Sugiyama

「豊富な経験と揺るぎない実績。本人の活躍のみならずチーム全体に好影響があると思います」（57歳・男性）

「実績、能力、年齢を考えると投手陣をまとめるという意味で大事な存在」（27歳・男性）

「今回がラストの出場になりそうだし、ここぞの場面で熱い投球を見せてくれそう。若手のいい手本になってくれるはず」（34歳・女性）

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