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ついに見納めとなる福永祐一の騎乗。サインの字に隠された母の想いとは。

posted2023/02/17 09:00

 
ついに見納めとなる福永祐一の騎乗。サインの字に隠された母の想いとは。<Number Web> photograph by JIJI PRESS

昨年12月に福永とのコンビでGIIIカペラSを制したリメイク。リヤドダートスプリントで重賞連勝を目指す

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片山良三

片山良三Ryozo Katayama

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JIJI PRESS

 騎手としての福永祐一(46)を見ていられるのは、日本においては2月18、19日の週末が最後になる。というのは、2月の最終週は25日にサウジアラビア王国リヤド市のキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催されるサウジカップデーへの参戦が決まっているからだ。

 リメイク(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎、父ラニ)に騎乗して、リヤドダートスプリントに参戦。さらにエコロアレス(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父Unified)が参戦するサウジダービー騎乗も追加された。丸27年に及んだジョッキー人生の最後の日に、超高額賞金が舞う、世界で最も注目される場所でステッキを置くというのも、福永に相応しいフィナーレと言えるだろう。

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