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[ワセダのレジェンド]吉野俊郎「62歳現役ラガーマン、奇跡の肉体美」

posted2023/01/14 07:02

 
[ワセダのレジェンド]吉野俊郎「62歳現役ラガーマン、奇跡の肉体美」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

text by

朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

PROFILE

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Takuya Sugiyama

昭和、そして平成の時代にピッチを颯爽と駆け抜けた往年の名選手が、幾年の時を経て令和を迎えてもなお健在……どころの話ではなかった。競技歴46年、他に類を見ない鍛え抜かれた驚愕のボディに刮目せよ!

 還暦をすぎて一回りも二回りも、ともすれば三回り以上も年下の仲間と楕円球を追い続ける男がいる。30代のチームメイトは言う。「よっさんと一緒にシャワー浴びると自分の体が恥ずかしくなるんですよ」と。

 よっさんこと吉野俊郎。往年のラグビーファンならピンと来るかもしれない。早大時代からセンターとして活躍し、本城和彦、津布久誠とともに「三羽ガラス」と呼ばれ、サントリーでは'95年度の全国社会人大会と日本選手権の初優勝に貢献した。ただ、吉野はすでに35歳。その後、大阪異動を機にサントリーラグビー部を退部する。現在のリーグワンの前身であるトップリーグの創設が2003年で、当時はラグビーと社業の両立が当たり前の時代。普通ならここでラグビーはひと区切り、となりがちだが、吉野は普通じゃなかった。

「いまラグビー協会の副会長やってる清宮(克幸)っているじゃないですか。サントリーで一緒にラグビーやってまして、アイツが、よっさん、まだラグビーするっしょ? って。やろうと思ってるよって答えたら、六甲っていう良いクラブチームあるんで、そこ行ってくださいよって」

 かくして関西クラブリーグの名門・六甲クラブの一員となった吉野は、'99年度の全国クラブ大会で優勝を経験。4年半ほどプレーし、再び異動で東京に戻ると、関東社会人リーグのワセダクラブに加入する。

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