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結婚願望も封印? “スターダムのアイコン”岩谷麻優がガチで狙うIWGP女子王座「KAIRIは一番負けたくない相手」《特別グラビア》 

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原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2022/11/17 11:04

結婚願望も封印? “スターダムのアイコン”岩谷麻優がガチで狙うIWGP女子王座「KAIRIは一番負けたくない相手」《特別グラビア》<Number Web> photograph by Essei Hara

“スターダムのアイコン”と称される岩谷麻優。11月20日の新日本プロレスとの合同興行のメインで、新設されたIWGP女子王座をかけてKAIRIと対戦する

 もちろん、ただ苦しいだけではない。

「試合が終わった後の充実感、アドレナリン、ズタボロが懐かしい感触。前にもこんな時代あったなあ、プロレスしているわ、って(笑)。楽しいです。これがまた、私のターニングポイントになるのかも」

「高速道路でした」54段の階段を転げ落ちアザだらけに

 岩谷はトーナメントの2試合でドラゴンズ・レイとランニングスリーを繰り出した。

 ドラゴンズ・レイ、トップロープからの高角度後方回転エビ固めを初めて使ったのは、2014年の『5★STAR GP』での世IV虎戦だった。

「トップロープからは数年ぶりですね。背面で飛ぶから相手にはダメージがある。出したいな、とは思っていました。身についているかと言われたら、どうかとは思いますけど(笑)。ランニングスリーは詩美のハイジャック・ボムを意識しました。この自分の体形で、あの詩美を高々と持ち上げて投げられるってすごくないですか? パワーもあるんだよってところを見せたかった。自分は打撃、投げ技、飛び技、オールジャンルできるんだよ、と」

 さらに岩谷は「受け」でも観客を沸かせることができる。9月25日、ベルサール高田馬場で行われたエニーウェア・フォールマッチでは、54段もの「階段落ち」を体験した。ちなみに、2020年3月に転げ落ちた後楽園ホールの階段は35段だった。

 高田馬場ではエスカレーターで上階まで運ばれて、そこから蹴り落とされた。その結果、岩谷の体はアザだらけになった。それでも岩谷は嬉しそうに語る。

「後楽園の階段が一般道路だとしたら、高田馬場の階段は高速道路でした。落ちるスピードが違いましたね」

 岩谷はいたずらっぽい笑みを浮かべると、思い切ったことを口にした。

「階段ひとつでこんなに違うんだったら、全国の階段を巡りたい(笑)。もちろん痛いですよ。頭を打って、パックリ割れちゃったりするかもしれない。今は打撲だけで済んでいるけど、いつか大ケガしちゃうかな。ほら、坂道をダッシュする番組とかあるでしょう。あれの階段落ちバージョン、どうですか?」

 夏から秋にかけて、岩谷のストーリーを描く実写映画『家出レスラー』の主演オーディションが実施された。10月28日にオーディション結果が発表されたが、映画はまだクランクインしていない。

【次ページ】 「私は“0日婚”でもいい」岩谷麻優の独特な結婚観

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