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U系唯一の生き残り、パンクラス。縁深い横浜で迎える30周年。

posted2022/11/12 07:00

 
U系唯一の生き残り、パンクラス。縁深い横浜で迎える30周年。<Number Web> photograph by Susumu Nagao

'95年3月のシャムロック(右)とルッテンのタイトル戦は1分1秒、膝十字固めでシャムロックが勝利を収めた

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布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

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Susumu Nagao

 来年、総合格闘技団体パンクラスは設立30周年を迎える。記念企画を続々と計画中だが、その第1弾として、来る12月25日横浜武道館に初進出してビッグマッチを打つ。

 この団体は横浜と縁が深い。6年前惜しまれつつ閉鎖になったパンクラス横浜道場。その跡地でスタートを切った北岡悟運営のパンクラスイズム横浜は同武道館近くの立地だ。

 かつて同じエリアにあった横浜文化体育館でパンクラスは頻繁に興行を打っていた。'95年3月、当時王者だったウェイン・シャムロックにバス・ルッテンが挑戦した一戦も文体が舞台だった。

 当時の総合格闘技は過渡期。パンクラスはまだオープンフィンガーグローブを導入しておらず顔面殴打は素手による掌底に限られ、試合は無差別級で争われていた。

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