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欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
「タケ・クボは万能」「ヒロキ・サカイは…」W杯で対戦コスタリカ守護神ナバスは想像以上に“日本代表通”だった〈PSGツアーで来日〉
posted2022/09/24 11:03
text by
アレクシス・メヌーゲAlexis Menuge
photograph by
Asami Enomoto
日本がカタールW杯でベスト8以上を目指す上で、絶対に落とせないのが第2戦のコスタリカ戦だ。
ブックメーカー『bwin』の「E組突破オッズ」を見ると、スペイン1.08倍、ドイツ1.11倍、日本4倍、コスタリカ15倍。コスタリカはE組の中で最も弱いと見られており、日本はしっかり勝ち点を稼ぎたいところだ。
だが、コスタリカは前評判があてにならない国でもある。2014年W杯では初戦でウルグアイに勝利して勢いに乗ると、第2戦でイタリアに勝利し、第3戦でイングランドと引き分けて“死の組”を首位通過した(イタリアとイングランドが敗退)。
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そのとき守護神としてスーパーセーブを連発したのが、GKケイロル・ナバスである。大会後、ナバスはレバンテからレアル・マドリーへ移籍し、スターGKの仲間入りを果たした。
いったいコスタリカは日本をどう見ているのか? 8月中旬、パリ・サン・ジェルマン(PSG)のクラブハウスでナバスに話を聞いた。
浦和のスタンドは鳥肌モノの雰囲気だったね
――PSGは7月に日本ツアーを実施しましたね。あなたは第2戦の浦和レッズ戦で先発し、58分までプレーしました。浦和にどんな印象を持ちましたか?
「スコアこそ3対0になったが、浦和は前半から自分たちを信じてプレーしており、特に後半はゴールに迫っていた。試合に臨む姿勢に感銘を受けた」
――埼玉スタジアムの雰囲気はいかがでしたか?
「素晴らしいの一言だね。とても個性的なものだった。スタンドから熱が溢れ出てくるようで、ほぼすべてのプレーに歓声があがっていた。鳥肌モノの雰囲気だった」
――あなたはスタンドからの観戦となりましたが、2対1で勝利した川崎フロンターレ戦はどう見ましたか?
「予想以上に拮抗した試合になった。川崎はこちらをまったく恐れておらず、サプライズを起こしてやろうという意欲がビンビン伝わってきたよ」
――6対2で勝利したガンバ大阪戦は?