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「雷が自分に落ちるかと」「全身ビショビショ」なのに…メキシコサポもイングランドサポも仲良く「ど、胴上げしてる」カメラマンが撮ったW杯ウラ話

posted2026/07/11 18:01

 
「雷が自分に落ちるかと」「全身ビショビショ」なのに…メキシコサポもイングランドサポも仲良く「ど、胴上げしてる」カメラマンが撮ったW杯ウラ話<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

スタジアムではメキシコとイングランド国旗を背にして仲睦まじい様子も

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 FIFAワールドカップ2026が佳境を迎える中で、日本では地上波放送されていないゲームも素晴らしい試合展開が続出している。アステカスタジアム(エスタディオ・アステカ)で開催された決勝トーナメント2回戦、メキシコvsイングランドもその1つ。試合前から試合後まで会場内外で繰り広げられた出来事が、この試合を特別なものにした。その現場に立ち会った松本輝一カメラマンに、試合当日の一部始終を聞いた。

落雷と大雨が…なんでこんな楽しそうなんだ

――試合当日、会場の状況はいかがでしたか。

「キックオフが1時間遅れたんですが『それで済んでよかった』という。それくらい、試合前は大変でした。メディアのシャトルバスを降りてからメディアセンターまでの動線がとにかく大変で。小走りで10分くらいの距離なんですが、スタジアムの反対側に雷が落ちているような状況だったんですよ」

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――ええっ……それは相当危険なのでは。

「そろそろ自分に落ちるんじゃないかと覚悟するほどでした(苦笑)。シャトルバスを降りる時も、一緒に乗っていた人たちが『この状況で今降りるのはクレイジーだ』と言っていましたが、外に出るしかなかった。その時点でもう全身ビショビショです。しかも一般のお客さんの動線と同じ通路を歩いていたので、周囲はメキシコ人サポーターで溢れかえっていました」

――その状況でサポーターはどんな様子でしたか。

「驚いたのは『全然怖くないよ』という顔をして楽しんでいたことです。『なんでこんな状況でこんなに楽しそうなんだ』と。スタジアムに入った人たちはコンコースなど安全な場所に留まるようにとアナウンスされていたのですが、そんなこともお構いなし、という。スタジアム運営として大丈夫なのかとも思いましたが(笑)」

メキシコファンがイングランドサポを胴上げ…なぜ?

――エスタディオ・アステカは1986年W杯の会場で、伝説として語り継がれるマラドーナの「5人抜きゴール」が生まれた地でもありますが……現地で見てどんな印象でしたか。

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