サッカーW杯特報BACK NUMBER
「平日昼間からスマホ観戦」「キミ、日本人?」“W杯のために生きてきた”メキシコ人のスゴい熱量…カメラマンが感動「W杯に来た人はみんな友人、って」
posted2026/07/11 18:00
モンテレイでの日本代表vsチュニジア戦で日本代表ユニを着た外国人ファンが目についたが、メキシコシティの熱量も素晴らしいものだったという
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
FIFAワールドカップ2026は、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催で行われている。大半の試合会場がアメリカだった中で、首都メキシコシティでの撮影に訪れた松本輝一カメラマンは中米らしい熱量を見たのだという。
平日昼間からベンチでスマホで電話しながら
――メキシコとアメリカ、開催地の雰囲気の違いはありましたか。
「ロサンゼルスでスペイン対オーストラリアを撮影してからメキシコシティに移動したのですが、差がありましたね。アメリカが盛り上がりに欠けるというわけではないんですけど、街中はW杯を開催している空気があまり感じられないんです。でもメキシコシティは、平日の昼間から独立記念塔前のベンチで誰かと電話しながらスマホでサッカーを観ている人がいました」
ADVERTISEMENT
――やっぱりメキシコ、アツいですね(笑)。
「通りかかったお店でも試合を流していて、通りすがりのおじさんが足を止めて見ている。カフェでは何も注文していない人たちがみんなで画面を囲んで、チャンスの場面で一斉に盛り上がっていましたね。広場にもボールを持って歩いている人があちこちにいますし、街全体がワールドカップに染まっていましたね」
悪意ではなく、これがビッグマッチの楽しみ方
――メキシコのファンと言えばイングランド代表が宿泊しているホテルの前で騒いでいたとの報道もありましたが……。
「それもこれもW杯の一部なんだという認識なのかもしれないですね。悪意ではなくて、これがビッグマッチの楽しみ方だという考え方なんでしょうね」
――試合後の街の様子も独特だったそうですね。
「試合後に歩いて帰ったのですが、途中でスプレーをかけながら喜んでいる人たちの群れに遭遇しました。最初は叫んでいるだけかと思ったら、みんな一斉にスプレーをかけ始めて」
――それ、東京でやったら怒られるどころの騒ぎで済まなそうですね(笑)。

