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《ヴィクトリアマイル》得意のマイル&重馬場でレイパパレが圧勝? “白毛の女王”ソダシはダート経験がどう生きるか
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byPhotostud
posted2022/05/14 11:03
前走フェブラリーステークスでは3着に好走し、今回再び芝での挑戦となるソダシ
3頭以外に狙い目の馬とは?
3年前の2歳女王で、重馬場となった一昨年の桜花賞でデアリングタクトの2着となったレシステンシア(5歳、父ダイワメジャー、栗東・松下武士厩舎)が、坂路コースで素晴らしい動きを見せている。
昨年の桜花賞でソダシと差のない3着となり、秋華賞では2着と先着したファインルージュ(4歳、父キズナ、美浦・木村哲也厩舎)も上位に来そうだ。
◎レイパパレ
○ソダシ
▲レシステンシア
△ファインルージュ
「牝馬は格より調子」という格言がある。格も調子も文句なしと言えるのがレイパパレだ。今年のGIでは1番人気が7連敗中だが、この馬がそれをストップするか。
なお、レース史上最多のGI馬7頭が出走した2016年のヴィクトリアマイルを勝ったのは、前年の覇者ストレイトガールだった。それに次ぐ多さで、今年と同じ5頭のGI馬が出ていた2006年は桜花賞馬ダンスインザムードが制し、2018年は8番人気のジュールポレールがここでGI初制覇を遂げている。
今年も語り継がれる名レースとなるか、注目したい。
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