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“男の中の漢”が蒔いた種。新生・荒汐部屋で今、花が咲く。

posted2022/05/07 07:00

 
“男の中の漢”が蒔いた種。新生・荒汐部屋で今、花が咲く。<Number Web> photograph by KYODO

荒汐部屋の力士。春場所で優勝した三男・若隆景(後列中央)、次男・若元春(その左)、長男・若隆元(右端)が中核だ

text by

佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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KYODO

 今、「新生・荒汐部屋」に注目が集まっている。先の春場所で関脇の若隆景が初優勝し、いよいよ大関取りの声が掛かる夏場所。祖父と父も元力士という相撲一家に生まれた「大波3兄弟」の三男坊が若隆景だ。次男の若元春も今年初場所に新入幕を果たし、2場所連続で勝ち越しを決めた。若元春は、18歳で入門以来、幕下までスピード出世したものの幕下に約8年、十両に約2年足踏みした。

「おっとりした性格ですが、弟の活躍が刺激にならないはずがない。彼は大器晩成型なんですよ」というのは、元力士で荒汐部屋マネージャーを務める内海光氏だ。

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