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「中学生でドラゲーにハマって…」“スターダムの超新星”天咲光由19歳が明かす「男子をマジ泣きさせた」意外な素顔とは《特別グラビア》 

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原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2022/04/22 17:00

「中学生でドラゲーにハマって…」“スターダムの超新星”天咲光由19歳が明かす「男子をマジ泣きさせた」意外な素顔とは《特別グラビア》<Number Web> photograph by Essei Hara

今年3月にデビューしたばかりの新人レスラー・天咲光由。スターダムの今後を担う逸材として大きな期待を集めている

 そして天咲は3年間ずっと「プロレスラーになりたい」と言い続けた。最初は否定的だった両親も、「3年経っても同じ気持ちだったら許してくれるだろう」という計算もあった。

オーディション合格も、プロテストの直前に負傷

「ネットで女子プロレスについて調べたら、スターダムが一番上に出てくるんです。『週刊プロレス』でも記事が多い。スターダムを第一志望にして、もし落ちたら他の団体を考えればいいと思いました」

 部活(体操部)にアルバイトと充実した高校生活を送っていたある日、スターダムの『シンデレラオーディション2020』の告知が目に入った。すぐに応募したが、正式に合格が決まったのは高校卒業に近いタイミングだった。それからはとんとん拍子で夢が進んでいく。2021年3月3日の日本武道館大会を観戦して、翌日の4日に入寮という急展開だった。

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 練習生として、プロレスラーになるためのトレーニングを始めた。しかし11月、あと2日でプロテストというタイミングで首を痛めてしまう。それでも天咲は「絶対プロテストは受けます」と主張して医師から痛み止めの薬をもらった。「ケガの前までは、自分ではマックスのいい状態だった」こともあり、どうしてもテストを受けたかった。

 だが、エグゼクティブ・プロデューサーのロッシー小川からストップがかかってしまう。天咲は悔しさを押し殺して回復に努めた。すべてが順調に進んでいれば、12月ごろにはデビューできていたはずだった。

デビュー戦の相手・林下詩美のQQに即加入

 年が明けた2022年2月にプロテストに合格し、3月のデビューが決まった。2月21日、後楽園ホールの試合前に、天咲はファンへの挨拶のためリングに上がった。

「あの時はお客さんの顔がボヤっとしていてよく見えなかったんです(笑)。だから、緊張せずに普通に喋れました」

 その天咲の前に姿を見せたのが、2021年度の「女子プロレス大賞」を受賞した林下だった。

 デビュー戦の直後に勧誘を受け、天咲は林下が所属するクイーンズクエスト(QQ)への加入が決まった。同ユニットの新リーダーは総選挙で決まることになったが、天咲はメンバーの一員としてどう思っているのだろうか。

「リーダーが誰になってもついていきますよ! QQは最高に楽しいです。でもまだ、みんなと一緒にどこにも遊びに行けていないんですよね……。お化け屋敷もジェットコースターも怖くて苦手なので、もし行くなら遊園地以外を希望します(笑)」

 天咲光由というリングネームも気に入っているという。本名の“光由”は「そのままリングネームでいいね」と言われていたから、選んだのは姓の部分だけだった。“天咲”には「テッペンに咲く」という意味が込められているそうだ。

「候補を出されたけど、天咲以外は画数が多かったり、漢字が読めなかったりでしっくりこなかった。画数占いでも天咲が一番良かったんです」

【次ページ】 「好きな俳優はエディ・レッドメイン」19歳の素顔

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