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M-1過去最高3位インディアンス「え、3票あったら優勝ちゃうん?」最終審査のドキドキを告白「オール巨人師匠がオズワルドでああっ…」 

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中村計

中村計Kei Nakamura

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photograph byShigeki Yamamoto

posted2022/03/27 17:03

M-1過去最高3位インディアンス「え、3票あったら優勝ちゃうん?」最終審査のドキドキを告白「オール巨人師匠がオズワルドでああっ…」<Number Web> photograph by Shigeki Yamamoto

3年連続でM-1決勝進出を果たし、過去最高の3位になったインディアンスの田渕章裕(左、ボケ担当、36歳)ときむ(ツッコミ担当、34歳)

田渕 いちおう集まって「次、どうしよっか」みたいな。2時間くらいですかね。ボンヤリとした打ち合わせでしたけど。でも毎年、決勝翌日は、そんな感じなんですよ。話の内容よりも、まずは、スタートを切ることが大事なんでね。

――その一歩から、また、苦悩の一年が始まると思うと、そのスタートを躊躇してしまう芸人の気持ちもわかりますね。

田渕 僕はM-1に向けてネタが出てこない怖さより、M-1で優勝したあとの自分のテンションの方が怖いんですよ。目指すものがなくなって、廃人とまでは言わないですけど、空っぽになってまうんやないかな、て。だから、絶対優勝はしたいですけど、優勝したらしたでそこはめっちゃ不安ですね。

――早く解放されたいと思っている芸人が多い中、そう思えるということはとても幸せですね。

田渕 どっちもある。はよ優勝して卒業もしたいですし。

――優勝したあとも、また出場し続ければいいのでは。

田渕 いや、負けてるから、こんなにがんばれるんですよ。一度、勝っちゃったら、もう二度と同じ気持ちでネタづくりはできないと思いますよ。

――それにしましても、前大会は敗者復活から勝ち上がってトップバッターを務めたりと、この三年連続の決勝の舞台はよくも悪くもいろいろなドラマがありましたね。

田渕 めっちゃおもろいなと思います。

きむ 僕らだけかもしれませんが、M-1って絶対、出たい順番で出られないですよね。

<#1、#2から続く>

(写真=山元茂樹)

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インディアンスが明かす“3年連続のM-1”だからこその裏技…審査員・ナイツ塙「6000組で一番うまい」発言への本音は?「でも100点じゃない」

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